【138号】リノベーションマンションについて(3)~リノベーション事業の展望について~
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
平成24年1月23日(月)
┏┏┏┏
┏┏┏ 船井総研リアルエステートビジネスチーム発行
┏┏ 「住宅・不動産業界の時流をつかむ」ためのメールマガジン第138号
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■
<INDEX>
1.今週のメインディッシュ
★「リノベーションマンションについて(3)
~リノベーション事業の展望について~」
2.ピックアップ情報
★『REBチームFace book』開設のご案内
3.今週のリアルエステートビジネスチームブログ
4.今週のデザート
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.今週のメインディッシュ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★「リノベーションマンションについて(3)
~リノベーション事業の展望について~」
(猪股 幹基)
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
皆さん、こんにちは。猪股です。
前回お伝えしましたが、私の担当週では「リノベーションマンション」を3回
に渡って取り上げてきました。
第1回「リノベーションマンションについて(1)~リノベーションマンション
が注目を浴びている理由について~」
第2回「リノベーションマンションについて(2)~リノベーションマンション
の特徴について~」
そして、今回は第3回、いよいよ最終回です。
今回のテーマは……
「リノベーションマンションについて(3)~リノベーション事業の展望につ
いて~」
をお伝え致します。
**** 続き *****
---------------------------------------------------------------------
ひと昔前は、「一国一城の主」などといった価値観が、多くの日本人の共通の
目標でした。ところが、時代は大きく変わり、「ローンを払い終わったら定年
。」という世代に育てられた若い人たちは、取得費用負担の少ない中古住宅に
自分たちだけのオリジナルの居住空間を求める傾向が強くなってきています。
このような社会的情勢を背景に、今後さらに「リノベーション」市場が成熟す
ることが予想されています。
リノベーション物件は、浴室やリビングを広げるなどの間取り変更や最新設備
への交換はもちろんのこと、給湯器を交換したり、給水・給湯・排水管を新規
配管したり、エアコンのスリーブや室外機置き場を確保するなど、現代の暮ら
しに合うインフラの整備を含む全面改修を行ないます。
そもそもリノベーションが注目されるようになったのは、借り手がつかない古
い賃貸物件をリノベーションして、以前より高い賃料で貸せる物件に再生した
ことを契機とします。
賃貸物件のオーナーから、次第に一般の中古住宅購入者へと裾野が広がり、ブ
ルースタジオやアートアンドクラフトなどの設計事務所に直接リノベーション
を依頼するようになりました。
また、インテリックスなど、中古マンションを買い取ってリノベーション物件を再
販する不動産会社が登場すると、急速に普及するようになり、最近では、ハウスメ
ーカーやデベロッパーの一部でも、リノベーション再販事業に乗り出すところが増
えてきています。
こうした再販型のリノベーション物件では、当然ながら改修に伴う費用が物件
価格に上乗せされますが、一般消費者がチェックしづらい住機能の改修が事前
に実施されること、大量発注によって交換設備等が安価で済むことなど、ユー
ザー側のメリットも大きいと言えるでしょう。リノベーションした部分につい
て保証を付けたり、アフターサービス体制を整えたりすることで、ユーザーに
安心という付加価値を提供している点も魅力です。
特に住まいへのこだわりが強く、自分好みの住まいに仕上げたいというユーザ
ーにも、それほどこだわりはないが、安心して割安な住宅を買いたい多くのユ
ーザーにも、リノベーションという選択肢が広がることは、望ましいことだと
言えます。
一方で、リクルート住宅総研の調査(既存住宅流通活性化プロジェクト)によ
りますと、新築住宅購入者が中古住宅を買わなかった理由として、性能や品質
に不安を感じることや価格の妥当性が判断できないことなどが挙げられていま
すが、自分が見た印象で品質を判断する程度の確認作業しかしていない消費者
の実態が伺えます。
また、リフォーム費用の目安が分からず、かえって新築のほうが安上がりではない
かという曖昧な判断をした人も多く、そのような状況を鑑みますと「不透明な中古
流通市場においてリノベーションは有効だ」と指
摘しています。
更に、平成21年5月20日に中古住宅をリノベーションした上で販売することで住
宅市場を活性化させようという目的で住宅リフォーム会社や設計事務所などが
集まり「リノベーション住宅協議会」が発足しました。
協議会では、「優良リノベーション住宅」という基準を設けて適合認定すること
で品質確保と情報開示で消費者に支持されるリノベーション市場を創造したい
考えです。
協議会が定める「優良なリノベーション」とは、検査→工事→報告+保証+住
宅履歴情報の一連のフローに則ったリノベーションを「統一規格」と定めてい
ます。
これによる提供価値は、「品質確保」と「情報開示」に基づく「安心」(保証
)です。既存住宅の流通を阻害する漠然とした「不安」を、「統一規格」によ
る「安心」が解消できるものと考えているのです。
また、協議会が定める「適合リノベーション住宅」とは、「統一規格」に則っ
たリノベーションが施された既存住宅のことで、対象とする物件によって、R1
住宅~R5住宅に区分されています。
まずは、区分所有マンションの専有部についての統一基準を定め、「適合リノ
ベーション R1住宅」として、普及を図っていく狙いです。
このように、中古住宅流通市場の活性化を推進する動きが見られるほか、リノ
ベーションの改修内容が適正に評価されるような整備や、良質な業者とそうで
ない業者が選別できる仕組みづくりなどが進んでいます。
本業界の企業業績は、売却することで収益を得るキャピタルゲインモデルが主
力である為、不動産市況の変動に大きく左右されるのは否めませんが、ユーザ
ー側にとっては、リノベーション住宅を購入する上での支援体制が整ってきて
いる為、ユーザーからの支持率向上が期待され、今後はリノベーション市場が
より成熟していくことが予想されるでしょう。
(猪股 幹基)
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2.今週のピックアップ情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★『REBチームFace book』開設のご案内★
いよいよREBチームも「Face book」参入です。
ファンページ開設のご案内です!
こちらのファンページにおいて随時、REBチームからのお知らせをリリースして
行きます!
また、こちらからの一方的なものだけに留まらず、皆様との情報交換の場とし
ても活用できればと考えております!
是非、皆さん下記URLへアクセスして頂き、ファンページを覗いてみてください。
http://www.facebook.com/FunaiRealEstate?ref=ts
お立ち寄りの際は、是非『いいね!』ボタンへクリックをお願いします!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3.今週のリアルエステートビジネスチームブログ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■リアルエステートチームブログの更新情報
・1月17日(火)ブランドの定量的な価値とは
----------------------------------------------------------------------
★今週のリアルエステートチームブログ・人気記事ランキング★
----------------------------------------------------------------------
第1位 円高はいつまで続くか
第2位 営業力を強化するロールプレイングとは
第3位 ミクロ経済学で言う政府の必要性
第4位 ビルメンテナンス会社の今後の展望
第5位 穴吹工務店 倒産
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4.今週のデザート(編集後記)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先週20日金曜日。東京では久しぶりに雪が降りました。
交通機関が乱れるほどの量ではありませんでしたが、なれていない方が
多いせいか、たどたどしく歩く人も見られました。
新しい年が明けて20日が経ちました。
みなさまにおかれましては、すでに御屠蘇気分も抜け、
全力モードで仕事に打ち込まれているのだと思います。
寒さが続くようです。お体、ご自愛ください。
(吉崎 誠二)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎ お問い合わせ・ご感想はこちらまで! ⇒ info@f-reb.net
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
発行責任者:
株式会社 船井総合研究所 リアルエステートビジネスチーム
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-6日本生命丸の内ビル21階
TEL:03-6212-2930(直通)
FAX:03-6212-2943
E-mail: info@f-reb.net
公式サイト:http://www.f-reb.net/
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

















