オフィスビル複合化の時代
近年のオフィスビル開発のこれまでと異なる点をあげるとすれば、「複合化」ではないでしょうか。
これまではオフィススペースのみ、または低層・高層スペースに飲食店、中層スペースにオフィスが「複合」するケースが一般的でしたが、最近のオフィス開発では、オフィスや飲食店に加え、小売店やホテル、サービスアパートメント(高級賃貸住居)、居住者向けの住宅支援サービスなど、様々な業態が一つの空間の中に、さらに「複合」しているケースが増加しています。
例を挙げれば、我が社のオフィスの隣に同時期に開発された丸の内OAZO、日本橋三井タワー、東京ミッドタウン、新丸の内ビルディング、グランドトウキョウノース(&サウス)タワー等など・・・
複合化が広まった要因とは・・・?
①再開発指定地域が増えた事、事業会社の不動産売却による、本業への資本注入施策により、都市部に広大かつ優良な開発エリアが出現した事
②外資系やIT系企業のエグゼクティブなど、超高額な賃料に耐えうる居住者が増加したこと
③②をターゲットとした、比較的高額な小売系、生活支援系サービスなどのサービス業態との思惑が一致したこと
などが挙げられるのでしょうか・・・
それもこれも我が国が2002年2月以降続いてきた「いざなみ景気」による景気上昇機運を背景としたもの。
だとすれば、今日(12日)内閣府が発表した2008年4月~6月のGDP改定値が年率3%のマイナスという下方修正は、今後の開発案件の行方にも少なからず影響を与えるのでしょう。














