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2008年09月08日

住宅メーカーの戦略オプション

先週末は名古屋の某住宅メーカーにコンサルティングでお邪魔。

将来的な需要環境のみでいうとマンションより厳しいと見られる戸建住宅市場。

人口減少、世帯減少時代の影響をもろに受ける上、マンション比率の増加、
住まい方の変化による賃貸派個人の増加が、戸建住宅の需要を低迷させている。

実際新規の戸建住宅着工数は近年、年々減少傾向にあります。

にもかかわらず供給業者数はまだまだ過剰気味で、少ないパイを多数の企業が
奪い合うという成熟期の典型的なマーケットになっています。

では、今後住宅メーカーが取りうる戦略オプションは?

1.セグメントを拡大するか、拡大するか

従来、戸建住宅業界は大手、パワービルダー等による価格帯の棲み分け、
軽量鉄骨、木質系といわれる素材による棲み分けなど、比較的セグメント毎の棲み分けが激しく、
大手といえどもあらゆる顧客ニーズにこたえられる商品ラインはもっていません。

商圏内における全ての顧客ニーズ・ウォンツに対応できる住宅の総合メーカーになるというセグメント拡大戦略

逆に、限られたリソースを集中的に投入するセグメント特化戦略も当然検討しなければなりません。

価格帯、仕様などを見直し、高価格帯の高級住宅のみを販売する、または圧倒的にコスト逓減にこだわり、リーズナブルな住宅を手軽に手に入れられるというブランド確立する、などが挙げられます。


2.新築戸建住宅事業以外への事業ドメインの拡大

戸建住宅事業と相乗効果の高い事業へ徐々にシフトしていくという戦略も考えられます。

ざった我々が過去にご提案したものだけでもでも

①リフォーム事業、②不動産仲介(中古流通)事業、③ファイナンス事業 
④部材供給事業

などが挙げられます。

3.戸建住宅事業からの撤退

戦略オプションを考える際に、この撤退戦略も一応視野に入れておかなければなりません。


当たり前のように市場が存在し、それにより市場全体が右肩上がりの時代は終わりました。

もう既に住宅メーカーとしての戦略転換の決断が迫られる時期に入ってきているでしょう。

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