マンション不況こそチャンス
R.E.port(不動産流通研究所)に興味深いリポートがあった。
マンション不況を追い風に、野村不動産アーバンネットが
買取再販事業を加速させているという話です。
ファンド向けに開発され、行き場を失ったマンションを1棟買いし、
一般ユーザーと個人投資家向けに1戸単位で販売する
というモデルです。
マンションが売れなくなる度ごとに現れるこれまでの一般的な
「売れ残ったマンションを格安で仕入れ、
利益を上乗せしユーザーに転売するこのビジネス」
とは若干モデルが異なるという。
それは次のようにまとめられます。
1.買取り対象をディベロッパーがファンド向けに開発した物件、
それも一棟買いに限定していること。
2.販売のターゲットを自己使用が目的の一般ユーザーと、
運用目的の個人投資家という2本立てにしていること。
このモデルによる第一弾物件が「アーバンファースト錦糸町」。
JR総武線「錦糸町」駅徒歩8分に立地する、
地上8階建て・総戸数48戸のマンション。
某上場ディベロッパーから9月末に取得した
11月に販売を開始しはじめたばかりですが
「11月1日の販売開始から2週間で、来場者は100組を超えました。投資向けを前面に出しているので、お客様の6割が投資目的の方。すでに、ワンルームが3分の1の12戸、実需用が5戸販売済みです」
(同社プロジェクト営業本部住宅販売部)
ということです。
ファンド向け物件であるため、品質はそれなりよい。
一棟で買えばスケールメリットとしての買取価格の低減にもつながる。
実需も投資も、需要が全くなくなったわけではない。
販売価格と商品企画が消費者ニーズにさえマッチすれば、
実需ユーザーも投資家からも支持されるであろう。
そんな思惑で同社は戦略をくみ、今のところ上々の滑り出し
といったところなのでしょう。
あとは...
買取企業にファイナンス力があるかどうか...
このブログを読んで、
「野村さんだからファイナンス力があるんだよ」
「うちはそのモデルに基づいて買いたくても買えないのが実情だ」
という嘆きの声も聞こえてきそうですが。。。
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10-03-01 









