外需依存度が高い日本経済といふけれど
今朝のNIKKEI.NETに次のような記事がありました。
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【停滞するヒト・モノ・カネ、内向き志向鮮明に】
世界的な景気の急激な悪化で、
日本経済を支える人・モノ・カネの動きが停滞している。
世界の貿易量が縮小する中で、
日本の貿易量は昨年10―12月期に戦後3番目の減少率を記録。
1月の輸出額は単月で前年同月比半減が見込まれ、
モノの停滞ぶりは鮮明だ。
人の出入りも減り、訪日外国人数は1月まで3カ月連続で
2ケタ減となる可能性がある。
経済の先行き不安から支出などを抑える内向き志向が背景にあり、
不況が長期化する恐れが強まっている。
外需依存度が高い日本経済は足元の世界的な景気悪化が大きな打撃だ。
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これまでも「日本経済は外需依存度が高い」という言葉は、
よく使われているし、実際日本の代表的な企業として
名が思い浮かぶ企業の多くは、輸出産業であります。
だから「円高は日本経済にとって大打撃」という論調になるわけですが。
果たして「外需依存度が高い」ってどれくらい高いのか
「外需依存度」というのを、正確に、数字を持って表現すると
「輸出対GDP比率」
ということになります。
GDPに占める輸出の割合がどれくらいか?という値ですね。
これを見ると実は日本は15〜16%程度。
最近上昇してきたとはいっても、1〜2%程度の上昇なのです。
諸外国と比べても決して多くはない数字。
輸出の少ないアメリカの8%と比較すれば多いのですが、
イギリスの18%、30%を超えるドイツ、中国、韓国に
比べるとむしろ少ないのです。
むしろ、数字だけをみると「内需依存型」といっても
いいように感じます。
そう考えると
「円高によって消費者の購買力が相対的にあがるから」
GDP上昇に寄与する。円高歓迎」
という話になっていいはずなんですが。
ということで、おそらく日本は「外需依存」ではなく
「メデイア依存」「イメージ依存」「精神的米国依存」
という事なのかもしれません。
以前、このblogでもご紹介した
上野 泰也さんの著書
【「依存症」の日本経済】を思い出したのでした。
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