ダウ平均7000ドル代 12年ぶり
うーん。くるとはわかっていても、やっぱりショック。
27日のニューヨーク株式市場、
ダウ工業株平均の終値は前日比で
119.15ドル安い7062.93ドルです。
97年5月以来約12年ぶりの安値水準ということです。
27日は、
米国の08年10月ー12月のGDPの改定値が、前回発表した
速報値より大幅に下落。
(年率換算 −3.8からー6.2%の大幅下降修正です)
しかし、インパクトが大きかったのはやはり
シティグループの実質公的管理宣言。
米国財務省はシティグループへの追加支援策として、
公的資金注入の見返りとして政府が現在保有するシティの優先株のうち、
最大250億ドル(約2兆4000億円)を議決権のある普通株に転換。
シティ株の最大36%を保有する。
これで政府はシティの筆頭株主となります。
既にシティはこれまで2回に分けて、450億ドル(約4兆4000億)
の公的資金を注入されていて、今回で3度目。
シティの株価は昨日一日で39%も下落。
といっても株価が1.5ドルとかなので、
下がった額は0.96ドルなのですが。
その影響でバンカメも25%の下落です。
オバマさんのは先日7870億ドル(約72兆円)規模の
景気対策法案を成立させましたが、
シティ1社の現状を見ていても、その額の幅に不安を
覚えざるをえません。
このほか当然GMやクライスラーの支援も、今後追加的に
なされていくわけですし。
09年度の財政赤字は1兆7520億ドル(約171兆円)
に拡大することが明らかとなっています。
この額だとGDP比12%を超えてきます。
アメリカの財政赤字は累積で既に約10兆ドルと言われていて
それが更に拡大するってことです。
10兆ドルって1000兆円ですよ。。
麻生さんがヒラリーさんに呼ばれて、嬉しそうにオバマさんに
会いに行きましたが、このような背景を踏まえれば、
会談で
「基軸通貨としてのドルを守っていきましょう」
という今更ながらの話がでた理由とか、
ホワイトハウスに呼んだ初の首相が日本であった理由とか、
ヒラリーさんの初の外交が、日本、中国、韓国といった
アジアをターゲットにしたことの理由などが見えてくるのでは
ないでしょうか。
今日で2月が終わりますが、オバマ大統領が就任して1ヶ月ちょっと。
やはり09年、10年は相当厳しい状況になる事を、覚悟しなければ
ならないと感じざるを得ない1ヶ月となりました。
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