覚悟とは
今朝、Podcastでダウンロードをした
作家の五木寛之さんの話を聞きながら出社しました。
とても面白かったです。
今の時代は「覚悟」が必要。
(少し前に彼の新著で「人間の覚悟」ってやつが出たので、
その話をされていたようです)
五木さんは
「覚悟」とは「あきらめること」と説きます。
「あきらめる」とは何かネガティブなイメージが強いのですが、
本来「あきらめる」の意味は
「明らかに究める」ことであるといいます。
今の自分の位置、周りの環境などを、感情に流されることなく
冷静に判断することが必要で、それが「明らかに究める」こと。
明らかに究めた結果、五木さんが言うのは、
今の時代は、「100年に1度の危機」や「3年で回復」といったような
生易しいものではない。
経済的にはそう見えても、文明的には500年に一度の大変革期
かもしれない。
ルネッサンスのヒューマニズムの崩壊とまで言っています。
つまり、今の世界の変動はそんなに甘くなんだぞ!
政治家もエコノミストも、もっと冷静に今を厳しく見つめなきゃだめだ!
「あきらめ=明らか究め」ないといけないのだ!と言っています。
では、そういう時代だとあきらめた結果どうするのか。
五木さんは言います。
「状況判断においては悲観的に、行動的には楽観的に」
夜の道も、雪の道も、雨の道も、存在するんだから、そうだと判断した後は
口笛を吹きながらあるけばよい。
時代の躁鬱の欝の局面を、粛々と楽しんで歩めばよいと言っています。
特に日本は戦後50年、明らかに躁の時代であった。
そしてバブル崩壊後、21世紀にはいって今は欝の時代にあるのだと。
そして、それは我々にはどうしようもない現実で、
今生まれた、そしてこれから成長する若い世代たちは、
欝の時代を歩み続けるしかないんだという「覚悟」が必要なわけです。
この他、大変、知見に富む、鋭い話が60分ばかり続きました。
うーん、これがPodcastで無料で聴ける時代もすごいなと思ったりして
欝の時代もなかなか捨てたものじゃないなと「楽観的」に考える
私でありました。
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10-09-06 





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