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2009年03月31日

覚悟とは

今朝、Podcastでダウンロードをした

作家の五木寛之さんの話を聞きながら出社しました。

とても面白かったです。

今の時代は「覚悟」が必要。

(少し前に彼の新著で「人間の覚悟」ってやつが出たので、

その話をされていたようです)

五木さんは

「覚悟」とは「あきらめること」と説きます。

「あきらめる」とは何かネガティブなイメージが強いのですが、

本来「あきらめる」の意味は

「明らかに究める」ことであるといいます。

今の自分の位置、周りの環境などを、感情に流されることなく

冷静に判断することが必要で、それが「明らかに究める」こと。

明らかに究めた結果、五木さんが言うのは、

今の時代は、「100年に1度の危機」や「3年で回復」といったような

生易しいものではない。

経済的にはそう見えても、文明的には500年に一度の大変革期

かもしれない。

ルネッサンスのヒューマニズムの崩壊とまで言っています。

つまり、今の世界の変動はそんなに甘くなんだぞ!

政治家もエコノミストも、もっと冷静に今を厳しく見つめなきゃだめだ!

「あきらめ=明らか究め」ないといけないのだ!と言っています。


では、そういう時代だとあきらめた結果どうするのか。

五木さんは言います。

「状況判断においては悲観的に、行動的には楽観的に」

夜の道も、雪の道も、雨の道も、存在するんだから、そうだと判断した後は

口笛を吹きながらあるけばよい。

時代の躁鬱の欝の局面を、粛々と楽しんで歩めばよいと言っています。

特に日本は戦後50年、明らかに躁の時代であった。

そしてバブル崩壊後、21世紀にはいって今は欝の時代にあるのだと。

そして、それは我々にはどうしようもない現実で、

今生まれた、そしてこれから成長する若い世代たちは、

欝の時代を歩み続けるしかないんだという「覚悟」が必要なわけです。

この他、大変、知見に富む、鋭い話が60分ばかり続きました。

うーん、これがPodcastで無料で聴ける時代もすごいなと思ったりして

欝の時代もなかなか捨てたものじゃないなと「楽観的」に考える

私でありました。



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