SMAPの草なぎ剛さんが、
公然わいせつ容疑で警視庁に現行犯逮捕された件に関する
ニュースが、昨日、今日と世間を賑わしています。
私も一昨日の朝一番に「緊急ニュース」が流れたときには
さすがに驚きましたが、今回の報道のあり方、
皆さんはどう思いましたか?
インターネットでも、草なぎさん及びその報道に対する
批判と同情に関する様々な意見が飛び交っているようです。
またまた総務大臣の鳩山さんが
ここぞとばかり「最低の人間だ!」という発言をして
物議をかもし出しています。
それにしてもこの人は
「かんぽの宿」問題のときも
「東京中央郵便局建替」問題のときも
ここぞとばかり、過激な発言をされています。
目立ってやろう!と考えているようにしか思えないのですが、
気のせいでしょうか。。。
http://www.f-reb.net/blog/archives/2009/02/post_110.html
報道の話に戻りますが・・・
「こんなことぐらいで大げさに報道しすぎだよ!」
と批判することは簡単なのですが、
一方で報道する側の論理とすれば
「視聴率が取れるからやるんだよ!批判してる人も
気になってテレビ見てるでしょ!」
という反論が成り立ちます。
つまり経済合理性の観点から見れば、
そのような行動は
(草なぎさん報道を時間をかけてたっぷりと取り上げること)
合理的な行動といえ、テレビ局の株主や広告主から見れば
むしろ評価できる行動といえるかもしれません。
このような例って、結構ありますよね。
例えば、男女の雇用の問題。
近年では法律も整備されてきて、以前と比べれば
女性の雇用環境は大きく改善されてきたのだと思います。
しかし実態として、まだまだ賃金や雇用環境に
男女で格差があるという事実は否定できないでしょう。
これも 「男女平等に、差別せずに!」
という理念は理解できるのですが、
雇用する側の論理、経済合理性の観点から言えば、
女性を軽視せざるを得ない環境があったわけです。
それは、勤続年数の問題です。
統計的に女性は勤続年数が短い。
勤続年数が短い人材に対して、教育訓練という多額の投資を
かけるわけにはいかない。
だから採用も消極的だし、ポストも重要なところには置きづらい
という論理です。
これもテレビ局の株主、広告主の立場と同様、
もし私たちがこの会社の株主であったとすれば、
一概に雇用における男女差別を批判することはできないかもしれません。
だとすれば、草なぎさんの報道を必要以上に取り上げるテレビ局も
男女における雇用の差別を根強く持っている企業も
彼らの行動を、理念や倫理的・道徳的観点だけで批判することは
何の説得力もないということになります。
つまり、経済合理的行動が倫理的・道徳的行動と一致する環境・状況を
つくらなければ、本質的な解決にはならないということです。
中々、難しいテーマですね。
そんなことってできるのか。
個人的には2つぐらいの意見を持っています。
1つは経済合理的な行動をとる企業側についての投げかけになります。
つまりその経済合理性の根拠になっている利益を
「短期でみるか、長期でみるか」
という観点です。
目先の利益を考えれば、消費者が飛びつくような報道、
男性偏重型の雇用は理にかなっているかもしれません。
しかし、長期的に考えた際はどうなのでしょう?
あのテレビ局は、偏った報道ばかりするテレビ局だ とか
男性ばかり重視する企業だ とかというイメージや、
倫理・道徳的観点からの批判が続くことによって、
ブランドや信用力を毀損し、長期的には不利益な結果に
つながるやもしれません。
2つ目は、報道を見る側や雇用される側、つまり私たちの考え方に対する
テーゼです。
正しい報道を正確に判断できる目を持つことができれば
どんな報道を目にしようとも、それを自ら咀嚼し適切に自分の中に
インプットできるはずです。
雇用問題も、究極的には、男性であれ女性であれ、
本当に実力をもった、その企業にとってなくてはならない人材に
なる事ができれば、男女の差なんて関係ありません。
つまり、我々側も本質的に「報道を選別する力」や「企業人としての力」
持っていれば、供給する側(報道社や企業)も、それらに基づいた行動を
とることが経済合理的行動となるわけです。
くさなぎさん報道から、いろんなところまで話が飛んでしまいましたが、
私が各社の報道を見て、最初に感じたことは
「日本ってほんと幸せな国だなぁ~」(-д-)
ということなんですが。
 |
船井総研REBチームでは、業種別勉強会を開催します! 初回のみ無料ご招待!!奮ってご参加ください。 |
☆ブログランキング 参加中! クリックのご協力をお願いします!
