豚インフルエンザ フェーズ4の経済的影響
経済的な底入れ感が、やっと見え隠れしてきたここ数日。
(まだまだ本当の底入れではないような気がしますが)
泣きっ面に蜂のような事件が起こりました。
そうです。豚インフルエンザです。
いや、日本時間の今朝型、WHOがフェーズ4に引き上げたので
正式に「新型インフルエンザ」と認定され、今後はそう呼ばれるようです。
実態が良くわからないこと、そしてこの時期の世界経済への影響が
大きいことから、一時はフェーズ4への引き上げを見合わせていたようです。
WHOが今朝方レベルを引き上げたフェーズ4は
パンデミックアラート期を意味します。
最悪の事態はフェーズ6のパンデミック期です。
日本銀行が2008年3月に発表した
「金融機関における新型インフルエンザ対策の整備について」によると、
米国が実施した訓練シナリオでの金融市場の動向は
以下のようにかなりの大きな影響がでると試算しています。
フェーズ4から5(米国基準ステージ3)で
欧州株が5%から15%低下、
米ドル5%上昇、
米債利回り25bps低下、
商品価格5%下落、
フェーズ6のパンデミック1週目で米経済減速、
米株 5%下落、
米債利回り 25bps 低下、
商品価格 10%下落、
パンデミック2週目で米実質 GDP 3.4%減、
米株 12.5%下落、
米債利回り 50bps 低下、
商品価格 20%下落、
流動性 30%低下、
パンデミック3週目で米実質 GDP 1.5%減、
米株 5%上昇、取引量・流動性回復と想定しており、
米金融市場・米経済に与える影響は大きい。
世界経済が低迷する中、追い討ちをかける形で経済への影響が心配されます。
世界経済被害想定では
軽症シナリオで GDP損失が約3,300億ドル、
重篤シナリオで約1兆4,000億ドル、
最重篤シナリオで約4兆4,000億ドルと推定されています。
日本の場合、GDP損失は約20兆円から最悪75兆円と推定されています。
※厚生労働省 新型インフルエンザ専門家会議資料
※「新型インフルエンザ発生時の社会経済状況の想定」より
なんにせよ、まず我々、個人個人が気をつけなければなりませんね。
まだ日本では発生が確認されていないということですが。
必要以上に騒ぐのはいただけませんが、冷静かつ慎重な対応を
心がけましょう。
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