新たなビジネスの兆し
不況期には新たな産業が生まれるチャンスでもあります。
どこまで、拡大できるかはこれからとしても、
経営コンサルティングという仕事に携わっていると、
そのことが少し先取りして見えてきます。
例えば、カーシェアリング。
1つの車を複数の人で共有する。
以前から分譲マンションの管理組合向けサービスなどで
存在はしていましたが、今それを本格的に事業化する企業が
増えてきています。
自動車メーカーにすれば、
「新規の販売数が落ちる」
という否定的な意見もあるようですが、果たしてそうでしょうか。
そもそも近年日本における(特に若者の)車離れが進む中で
車の利用目的、使用方法を多様化させることは、
自動車業界全体においてもメリットが十分にあると思います。
これも不況期にこそ生まれるべくして生まれたビジネスでしょう。
また今コンサルティングで携わらせて頂いている案件でも
大手住宅設備メーカーの新築需要からリフォーム需要への戦略展開や
大手ハウスメーカーの長期的なメンテナンスシステムの導入、
それに伴う優良住宅の評価システムの変更など
不況期で、フローが落ち込む中での、ストックへのビジネスチャンスを
本格的に取り込もうとするモデルが展開される始めています。
その他、政府の政策的支援もあり、
再び「太陽光発電住宅」に対する需要を取り込もうとされる住宅メーカー、
工務店からの弊社に対するご相談も増えていると聞いています。
奇しくも昨日はクライスラーが破産法11条を申請し、
事実上、独力での再建が断念されました。
戦後、アメリカの経済をささえた自動車産業が、
今大きな変革を求められています。
逆に言えば、このような時期だからこそ、
グリーン・ニューディールもそうですが、
新たな産業、ビジネスが生まれるチャンスといえるのではないでしょうか。
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