市街地価格指数発表に思う
日本不動産研究所が今日(21日)に発表した
今年3月末時点の市街地価格指数によると、
6大都市(東京都区部、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸)の商業地が
昨年9月末比10.8%下落となり、下落幅が大幅に拡大したということです。
その他の都市も含めて全国平均でみると、
商業地・住宅地・工業地ともに下落幅が拡大し、2.5%r下落したということです。
3月末に発表された「公示地価」では
全国で、商業地-4.7%、住宅地で-3.2% でしたよね。
(→ 『公示地価発表に思う』)
しかし公示地価は今年の1月1日時点のものです。
しかも値は前年対比、つまり12ヶ月間の差額です。
今回の(財)日本不動産研究所の調査は今年の3月末時点のもの。
不動産鑑定士の鑑定評価を元に、
全国223都市の鑑定地価を指数化したものです。
6大都市の商業地が半年間、6ヶ月で10%も下落したことは、かなりインパクトはありますが、
公示地価同様に、「そんなもんじゃないだろう」って気もします。
ただ、今後半年間の見通しは改善基調にあるという予測を出しています。
昨日取り上げたGDPも、次、09年4月-6月期はプラスに転じるといわれています。
ここ最近の様々な報道やデータ、偉い方々のコメントを聞いても、
「最悪の時期は脱しつつある」
とのコメントをよく耳にします。
大変、喜ばしいことなのですが、どう考えても、
本格的な回復とは思えないのは、私だけでしょうか。
いわゆる、「最初のリバウンド」だけのような気がします。
個人で考えればわかりやすいと思うのですが、
不景気だからずーっと消費を押さえて、我慢をしていた人も
流石に半年も、1年もたてば、少しぐらいはいいかな?って
かつて、買っていたモノを買いたくなりますよね?
「最悪だ、最悪だ」といわれていた景気も、そこまではないかな?
って思うレベルになって、少し消費が上ぶれします。
しかし、一度消費を体験すれば、その人はいったん満足して、
いや、やっぱり不景気だからもう少し我慢しよう!
ってまた消費を押さえる傾向に戻ります。
つまりこれだけ大きな景気低迷となれば、
何度かこのようなリバウンドを繰り返して、
そしてその後本格的な景気回復局面に入ると思うのです。
日本のバブル崩壊後もそのような道をたどりました。
つまり、この4月~5月の株価を含めた、ポジティブトレンドは
「最初のリバウンド」
といえるのではないでしょうか。
「株価」「GDP」「市街地価格指数」
最近の様々な数値の動きや、今後の予測の流れを見ていて
感じることころです。
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