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2009年06月12日

IMFと世界銀行

REUTERSより一部抜粋します。

世界銀行のゼーリック総裁は11日、2009年の世界経済は

失業の増加や設備稼働率の低迷を受け、

これまでの予想以上に落ち込む可能性がある、

との認識を示した。

同総裁は、週末にイタリアで開かれる主要8カ国(G8)財務相会合に

出席するのに先立ち、世界経済は3%近いマイナス成長となる見込みで、

従来予測のマイナス1.75%よりも悪化する見通しだと指摘。


最近の世界的な景気の底を打ったかのような雰囲気と、それに伴う

株価の上昇(昨日の日経平均は終値で1万円を超えましたよね)とは

全く一致しませんよね。

昨日の日銀総裁や幹部の意見も同様でした。

一方、同じ世界的な経済の動向を把握するべき立場にある

国際通貨基金(IMF)が09年の成長率見通しを

マイナス1.3%に据え置く一方、2010年については

プラス1.9%から2.4%に引き上げたとということです。

それだけ今の世界の経済情勢は不安定で流動的とういうことでしょうか。

世銀やIMFの役割や仕事については、素人の我々には良く見えてこない

ので、私も以前まで全く知らなかったのですが、以下の2冊の本で様々な

事がわかりました。

世界銀行やIMF、(特にIMF)のやってきたことを痛烈に批判しながら

グローバル経済の危機、危うさに警笛を鳴らしていたノーベル経済学者

J.E.スティグリッツ氏の

「世界を不幸にしたグローバリズムの正体」

スティグリッツさん自身はクリントン政権で、

米国大統領経済諮問委員会委員長(1995年〜97年)を務め、

その後は世界銀行で上級副総裁となりました。

このほか同じシリーズモノで、

「人間が幸福になる経済とは何か -世界が90年代の失敗から学んだこと」

「世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す」

の3部作が名著ですが、やっぱり最初に出した「世界を不幸にした~」が一番おもしろいと思います。


逆に、世銀ってこんな人、こんな思いで仕事をやっている人もいるんだと感動と感心をさせられたのが

日本人で、しかも女性でありながら、世界銀行南アジア地域担当副総裁まで勤めた

西水美恵子さんの

「国をつくるという仕事」

23年もの長きにわたって「貧困のない世界をつくる」夢を追い求

め、貧困と闘っている国々のリーダーたちを支援してきました。

ほんとにこんな素晴らしい人がいるのだと。そしてそんな人が

世界銀行の幹部になっていたことを、しかもそれが日本人の

女性であったことを 知りました。

そして誇りに思いました。



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