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2009年06月29日

100年に1度の不況は終わったのか?

今日、主要国の中央銀行で組織する国際決済銀行(BIS)が発表した

2009年の年次報告書によると、金融市場の混乱が始まった2007年夏以降に

日米欧などの主要金融機関が計上した損失額は

計1兆315億ドル(約98兆円)

に達したと伝えました。

凄い額ですね。。。

ただし、発表のポイントは、

BISの見方としてこの損失は、

融資先企業の経営悪化や失業率の増加などで

今後も拡大する

との見通しを示したことです。

更に、今の各国の景気回復機運の現状を踏まえた上で

「景気刺激策が一時的に成長を押し上げるが、その後は長期低迷に入る可能性がある」

との見方を示しました。

まだまだこんなものではないと言っています。

彼らの言い分を見てみると、

各国政府の問題解決に向けた銀行への圧力のかけ方が

十分でないとしています。

問題資産を主要銀行のバランスシートから外すための政府の措置が、

十分に迅速だったとは言えないということです。

どちらかというと債務保証や資本を重視したため、本質的な不良債権の

処分にはいたっていない。

景気回復のカギは

1.銀行に損失を計上させ、不良債権を処分させる

2.その後資本を増強

という手順を踏むべきだと主張しています。


まとめると、今の景気回復は、とにかく血を止めるために

止血剤を投与しまくった結果、一時的に血がとまったかのように

見えているが、根本的な怪我は完治しておらず、血が噴出す手前の

段階で留まって溜まっている といった状態でしょうか。

次に血が出てくるととめどなく流れ続けるかもしれないという事です。

まだまだ油断は禁物のようですね。



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