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2009年07月04日

「自社が筆頭株主」過去最多

NIKEI.NETによると

保有する自社株(金庫株)が増えて、自らが“筆頭株主”になっている

上場企業が、2008年度末に197社(新興3市場除く)と

過去最多になったということです。

1年前に比べ70社増えたそうです。


欧米型の経営スタイルが色んな意味で見直されているようです。

株の持ち合いは良くないということで、

それをやめようとなったとたん、外資からのM&Aの波にさらされる

日本企業が続出。やっぱ持ち合いはやって助け合おうよ。

年功序列、終身雇用制もおかしい。グローバルな基準に乗っ取って

成果主義、年俸制度に移行しよう!となったとたん

今度は社員の定着率やモチベーションが低下し、結果的には生産性が下がった

から、また元に戻そう。

アメリカ型の資本主義、自由主義やグローバリゼーションの基本は、

できるだけ様々なシステム・考え方を標準化し、それを世界中のあらゆる場所で

全く同じように展開しようというもの。

基本的にはローカルな文化やイデオロギーは排除しようとするものでした。

その方が最も効率的だからです。

IMFが発展途上国に対し、欧米と全く同じよな自由主義経済システムを

いきなり導入しようとしたことによって、おこった摩擦を振り返って見れば

その種類や規模は違うにせよ、日本も自ら積極的に同じような失敗を

繰り返したように思います。

それを今少しずつふり戻している。そんな状態なのでしょうか。

大きな政府、小さな政府といった議論も、

コーポレートガバナンス、株主至上主義といった議論も

結局のところ、それぞれの国の事情にあわせて適度なバランスをもって

考えなければならないはずです。

今考えれば当たり前のような話なのですが、

世界中の経済システムの全て一元化させるという考え方そのものが

無謀というか、不可能なことだったということでしょう。

国も企業も、ビジネスマンも今求められているは、

「自立」であり「独自性」であり「バランス感覚」

などではないでしょうか。



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