事業のポートフォリオ分析
というと、なにやら難しいことをやるんだろうなと
イメージを持たれますが、ロジックは至ってシンプル。
例えば分譲マンション管理と賃貸マンション管理は
市場間の相関関係では、それぞれが補完しあう関係に
あると言えます。
新設住宅着工はその大半が持家と借家で占められます。
一般的に不況期には、持家の減少が見込まれますが、
その一方で借家の割合が増加します。
この二事業を平行しておこなっている企業、または企業群は
供給リスクを互いに補完しあう関係にあると言えます。
成熟期にある賃貸管理事業と成長期にあるPM事業の双方
に対応できている企業は、転換期にある賃貸管理事業で、
安定的な収益を確保しながら、成長が期待されるPM事業へ
人と時間とお金の投資を可能にします。
これらは「リスク分散」という観点で事業ポートフォリオの
有用性を確認できますが、逆に「シナジー効果」という
プラス波及効果もあります。
管理戸数の増大は工事やリフォームの潜在顧客を
増やすことになります。
賃貸管理と分譲管理では建物管理の面で相乗効果
(コスト削減効果)が得られる可能性があります。
このように、リスク分散とシナジー効果が、
事業ポートフォリオ上、作り上げられているかどうか。
それらをこと細かくチェックします。
新規事業の立ち上げにおいても
既存事業との
・リスク分散
・シナジー効果
を意識した事業選択が必要不可欠になります。















