私募ファンド規模14.1兆円、LTV平均58.6%に
住信基礎研究所が、今日、
不動産のプライベートファンドにおける実態調査の結果を
発表していました。 毎年やっているやつです。
それによると、
09年6月末時点の私募ファンドの市場規模は14.1兆円。
前回調査の08年12月末時点の運用資産額13.9兆円から
半年で2,570億円の増加。
なお、グローバルファンドの国内不動産運用資産額を含めると、
17.2兆円となり、前回調査から1.4兆円増加。
09年1月~6月に組成されたファンドのLTV(不動産取得額に対する借入額割合)は
平均で58.6%。
08年7月調査の65.1%と比較しても、
低下傾向が明らかになっています。
デットの資金調達環境については、過半数が「変化なし」、24%が「更に厳しくなった」
と回答しており、まだその環境は厳しさが続いていることがうかがえます。
ただ、前回1月の調査では
「かなり厳しく」と「厳しく」が90%を占めていたのに比べると
回復の兆しが見て取れる結果にはなっているようです。
エクイティの資金調達状況についても、
エクイティ投資家の投資意欲が「高まってきている」が
09年1月調査の2%から20%増加。
逆に「低くなっている」との回答が83%から34%に
大幅に減少。
エクイティ資金調達環境が改善していることも示されてました。
エクイティにお金が戻り、その後デットの環境も
というのが通常の流れでしょう。
と考えると、やはり、徐々に不動産市況は回復はしてきている。
その足音がヒタヒタと聞こえるようです。
もうちょいなんですがね。。。
ただ油断は禁物です。まだ今の回復基調は脆弱ですので、
いつ再度下がりだしてもおかしくない状況にあるとは言えます。
それにしてもJ-REITの市場規模が7.5兆円であることと比較すると
私募ファンドはその倍ぐらいあるわけですね。
詳細にご興味のある方はプレスリリースをご覧下さい。
住信基礎研 ”不動産私募ファンドに関する実態調査2009年7月














