日本のCMBSのデフォルト率 53%?
CMBSの2010年問題が取り立たされています。
CMBS=商業用不動産担保証券とは
収益用不動産を担保したノンリコースローン債権を引き当てとして、
SPCが発行する有価証券です。
不動産ファンドが活況だった頃、外資系金融機関がノンリコースローンを
を貸し出した後に、そのまま債権として保有するのでなく、それを証券化
して投資家に販売するというビジネスを日本でも展開しました。
サブプライムローン問題でも、注目された
いわゆるABS(資産担保証券)の一種です。
このCMBSが最も頻発されていた時期が2004年から2007年です。
この時期のノンリコースローンの多くが2010年前後に償還時期を迎えます。
CMBSの多くはリファイナンス型で、当初のローンの期限が到来した後は
リファイナンスを行い、既存の借入金の返済を行います。
しかし、世界的な信用不安、不動産不況により、リファイナンスができず、
ノンリコースローンのデフォルトが、2008年以降、多く見られるようになりました。
実際、CMBSの格付けをおこなっている
フィッチ・レーティングスの報告によると
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日本のCMBSにおける2009年上半期期日到来ローンのデフォルト割合は53%、
セクター全般を格付ウォッチ「ネガティブ」の対象に
フィッチ・レーティングス(フィッチ)は本日、
日本における商業用不動産担保証券(CMBS)の
裏付債権のデフォルトが前例のないペースで増えており、
フィッチが格付する日本のCMBSにおいて、2009年6月末までの6ヶ月間に
期日が到来した裏付債権の53%がデフォルトしたとコメントしている。
(09年7月13日プレスより)
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としています。
2009年上期時点でこのような状態です。
来年になると、もっと大変になるかもしれません。
どう考えても来年までにCMBS市場が回復するとは思えませんし。
デフォルトになると、ファンドに組み込まれた不動産の投売りが多発し、
不動産の価格を更に押し下げてしまう、という懸念も出てきます。
ムーディーズによると2009年に期限が到来するローンは
約7000億円。
2010年は1兆2000億にも迫る勢いです。
証券化の負の影は、日本にもこれから大きな影響を及ぼすかもしれません。















