民主党の政策を「住宅関連分野」に絞って、改めて見ると、
やはり
「国民の生活が第一」
というだけあって、基本的には、需要側(消費者)の立場にたった
政策が多いように思います。
これまで自民党はどちらかというと、「政・官・業」の三つ巴体制のもと
供給者側に顔を向けた政策を行ってきたと言えると思います。
供給環境を刺激することで、成長を図るというものです。
民主党はそれを消費者側からの観点で、
需要促進を図ろうという政策が基本だといえます。
サプライサイドVSディマンドサイド
新自由主義的市場原理主義VSケインズ的「総需要政策」
と、違いを簡便化していいのでしょうか。
実際、例えば、リフォームについては、
住宅政策における、最重点課題と位置づけており、
「バリアフリー改修、耐震補強改修、太陽光パネルや断熱材設置などの
省エネルギー改修工事を支援する」
としています。
このblogでも何度も取り上げた
不動産売買仲介手数料の両手禁止
という政策も需要者サイドへの支援策です。
施工現場の記録をとることや、ホームインスペクターの育成
などを課題に挙げていることも、同様の理由が考えられます。
また住宅ローンのノンリコースローン型への変革や、
リバースモーゲージについても、その環境を整えるべきだとしています。
供給者側(企業側)からすれば、手間がかかったり、
実現する為のリスクや負担を企業側が負うような項目も多いので、
反発が強いであろうことも容易に想像ができます。
しかし、思うのは、結局、企業は需要者=お客様からの支持やニーズが
あって始めて売上が成り立つものという基本的な考え方から
言えば、何も悲観的になる必要はないように思うのです。
むしろ、政府のこのような「お客様支援政策」をどう利用して、
自社にお客様を振り向かせるかということですから。
企業側の負担以上の、顧客のニーズを集めれば良いのです。
マーケティングコンサルティング会社に属する
私たちは、常に顧客視点でモノを考え、そこから戦略・戦術を
立案することが求められています。
そんな環境にいる私が、ディマンドサイドに立った政策を推進してくれる
という環境変化は、供給側(企業側)をサポートする立場にいるにも
関わらず、当然「チャンス」と感じるのですが。
皆さんはいかがでしょうか。
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