« 住友林業が豪州住宅メーカーを買収 | メイン | 8月住宅着工 43年ぶり6万戸割れ »

2009年09月29日

藤井財務相の発言

G20以降の藤井財務相の発言に

為替、株が大きく動いています。

大臣就任直後の就任会見を見ていて、個人的にはこの藤井さん、

なかなかの実力者で、うまくやってくれるのではないかという

期待感を持って見てきました。

今回のG20以後の「円高容認」とも取られる発言は、

藤井さんの包み隠さない、本音の見識が見えたようで、

逆にすっきりした感じでもあったのですが。

少なくとも中長期的には、「円安誘導路線」は、

よろしくないはず。

野口悠紀雄氏や榊原英資氏が指摘しているように

07年までの日本の好況は政府の円安誘導に下支えされた

「円安バブル」

であったという見方は、個人的にも納得感が高いものです。

その考え方や方向性を発言したはずでしたが、

マーケットは敏感に反応してしまい、

為替は1ドル88円台前半まで急激にあがってしまいました。

さすがに、藤井大臣も

「(円高が)少し急激過ぎる」との認識を示し、

その上で、「(円相場が)異常な事態になれば色々あり得る」と述べ、

為替介入に慎重な姿勢を事実上、撤回しました。

で、今日の日経平均はプラス90円で10100円台を回復し、

為替も1ドル90円台まで下がっています。

マーケットって正直というか、なんというか。。

でも、こんな事を繰り返していても、抜本的な改革、改善には

ならないのではと思いますが、マーケットは今の収益性を

つぶさに見ている訳なので、市場に対して

「本質的な問題解決に協力しろよ!」

と叫んだところで、誰もついてくるわけはないわけで。。

やはり、それを理解した上で、

発言力のある財務大臣や中央銀行総裁は

発言そのものを戦略的に活用していかなければ

ならないということなのでしょう。

安定的な推移を保ちながら、本来的に向かなければ

ならない方向性へのソフトランディングを、上手に実現させる。

市場との対話という点でも、

彼らの仕事は相当難しいのだろうなと感じる出来事でした。



☆ブログランキング 参加中! クリックのご協力をお願いします!

人気ブログランキングへ にほんブログ村 企業ブログ 不動産業へ ビジネスブログランキング

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

Twitter

ブログランキング

人気ブログランキングへ
にほんブログ村 企業ブログ 不動産業へ
ビジネスブログランキング
ブログランキング