米国の財政赤字1兆4171億ドル
米財務省は、
09会計年度(08年10月~09年9月)の
財政赤字が1兆4171億2100万ドル(約128兆9600億円)と
史上初めて1兆ドルの大台に乗り、
過去最大を記録したと発表しました。
一気に赤字額が1兆ドルです。
これは過去最大だった
08年度(4548億600万ドル)の
3.1倍超です。
国内総生産(GDP)比でも10%に達し、
第二次世界大戦時の1945年以来
最悪の水準です。
02年以降8年連続で財政赤字が続いている米国ですが
これだけの赤字膨張は、基軸通貨としてのドルや
米国債への信認を低下させ、
結果的には、金利上昇を誘発するという不安が発生してしまいます。
財政赤字を解消する為には、
税収入が増えるか、歳出を減らすかのどちらかしかありません。
税収の増加には景気の回復が必要不可欠ですし、
その為には大規模な景気対策の為の歳出が必要です。
加えて、いまの米国オバマ政権は、
医療保険制度改革やアフガニスタンへの米軍増派問題など
歳出増につながる難題が山積みしている為、
財政赤字が即座に解消される可能性は極めて低い
と言わざるを得ません。
そうなるとドルや国債に対する信認も低下し
金利が上がって・・・
という負のスパイラルに入る可能性もあるわけです。
昨秋以降の不況が、
100年に1度の経済危機であったとすれば、
致し方ないという面も強いのですが、やはりこの財政赤字
世界的にも大きな影響が出てきそうです。













