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2009年10月17日

米国の財政赤字1兆4171億ドル

米財務省は、

09会計年度(08年10月~09年9月)の

財政赤字が1兆4171億2100万ドル(約128兆9600億円)

史上初めて1兆ドルの大台に乗り、

過去最大を記録したと発表しました。

一気に赤字額が1兆ドルです。

これは過去最大だった

08年度(4548億600万ドル)の

3.1倍超です。

国内総生産(GDP)比でも10%に達し、

第二次世界大戦時の1945年以来

最悪の水準です。

02年以降8年連続で財政赤字が続いている米国ですが

これだけの赤字膨張は、基軸通貨としてのドルや

米国債への信認を低下させ、

結果的には、金利上昇を誘発するという不安が発生してしまいます。

財政赤字を解消する為には、

税収入が増えるか、歳出を減らすかのどちらかしかありません。

税収の増加には景気の回復が必要不可欠ですし、

その為には大規模な景気対策の為の歳出が必要です。

加えて、いまの米国オバマ政権は、

医療保険制度改革やアフガニスタンへの米軍増派問題など

歳出増につながる難題が山積みしている為、

財政赤字が即座に解消される可能性は極めて低い

と言わざるを得ません。

そうなるとドルや国債に対する信認も低下し

金利が上がって・・・

という負のスパイラルに入る可能性もあるわけです。

昨秋以降の不況が、

100年に1度の経済危機であったとすれば、

致し方ないという面も強いのですが、やはりこの財政赤字

世界的にも大きな影響が出てきそうです。



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