« 米国の財政赤字1兆4171億ドル | メイン | 住友信託銀行、アクサと共同で不動産投資ファンド »

2009年10月18日

GDPギャップ

GDPギャップという言葉があります。

GDPギャップとは、

資本と労働が完全に活用された場合のGDP(潜在GDP)に対する、

現実のGDPの比を表します。

ただこの「潜在GDP」の水準を推計することは難しく、

推計にあたっては、過去のトレンドをもってその潜在的な

水準とすることがあります。

内閣府や、日本銀行、IMFなども発表してますが、

その潜在GDPの算出根拠は非常に難解だそうです。

そのため、GDPギャップの値については、識者によって

多少幅があるようです。

内閣府の発表をみると09年第一四半期のGDPギャップは

-8%を上回る大幅な下落。

GDP約500兆円とすると、約40兆円のギャップがあることになります。

ちなみに財務省の「埋蔵金」の発掘で一躍有名になった

エコノミストの高橋洋一氏などは

GDPギャップは80兆円と言っています。

結局、経済の諸問題は

この潜在GDPの水準をあげていくという長期的な問題と、

そこからの乖離(GDPギャップ)を埋めるという

短期の問題に集約されると思います。

いまの状況を潜在GDPとの比較によって、正確に見極めて、

財政政策と金融政策をうまく活用しなければならないということ

なのでしょう。

例えば、実際のGDPが潜在GDPを上回っているようなときは、

財政政策による景気刺激策は無意味ということになります。

まずは、この未曾有の不況によって発生した

GDPギャップを埋める方策を

なんとかしなければならないと言えます。



当ブログ執筆者が所属する
総合不動産事業コンサルティングサイト
業界トップとのインタビューや、
時流を読んだ業界レポートが満載です!


☆ブログランキング 参加中! クリックのご協力をお願いします!

人気ブログランキングへ にほんブログ村 企業ブログ 不動産業へ ビジネスブログランキング

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)