10年度予算案決まる 一般会計総額92.3兆円
クリスマスのタイミングなのでしょか、
鳩山内閣発足100日目のタイミングなのでしょうか。
いずれにしても、今日、政府は
2010年度当初予算の政府案を決定しました。
一般会計総額は92兆2992億円。
この額は、当初ベースで過去最大です。
対して歳入は
税収が37兆3960億円。
景気の落ち込みにより
09年度当初比で9兆円近い落ち込みです。
税外収入は、なんとか特別会計への切り込みなどで
過去最大の10兆6002億円を確保したようですが、
新規国債発行額は当初ベースで
これまた過去最大の44兆3030億円。
この結果、戦後初めて当初予算段階から
国債発行額が税収見通しを上回るという
未体験のゾーンへ。
公債依存度は48.0%。
プライマリーバランスも23.7兆円の赤字と
いずれも過去最悪。
いやはや、私も仕事柄、企業のPLやBSを見る機会は
多いのですが、その感覚からみれば、あり得ない状況
だと言えます。もちろん、国の財政は企業財務とは
違いますので、このような議論は野暮なことは100も
承知ですが、それでも限度ってものが・・・という
感じです。
国債の大量発行に伴って
2010年度の国・地方の長期債務残高は
862兆円程度に増大して、
対GDP比では181%に上昇する見通し。
2010年度の予算案が、こんな形になるのは
なんといっても「危機的状況」を脱する為に致し方ない
という考え方に基づいて、民主党政権が
バラマキと揶揄されるほどの
景気刺激策、支援策をやりまくるからだ。
この「危機的状況」という現在の状況の認識については
少なくとも世界の主要国と日本とでは温度差があるように
感じます。
先日来、お話しているようにサブプライム問題、
リーマンショックといった、今回の金融システムの打撃が
最も小さい国の1つだった日本経済が、ここにきて
もっとも出遅れているのはどうしてなのでしょうか。
これはズバリ、政治力の問題が大きいと思います。
菅さんと竹中さんの論争でも明らかになったように
「今は非常事態だから需要不足を補うことが最も必要!」
というケインズ的政策は、長期的な成長戦略がない以上
全くきかないということではないでしょうか。
逆に、この財政危機とも言える今の財政状況。
これが近い将来、大きな火種となる可能性のほうが高いような
気がします。
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10-09-06 







