OJTとマネジメント
企業内教育のあり方において
マニュアルを覚えたり、机上の研修や教育を行なうだけは、
対象者の真の仕事力アップにはならない。
一番はOJT (On-the-Job Training)、つまり実際の業務を通じて
上司が部下にやってみせることで、或は
部下にやらせてみせることで、教育を施して行くという手法が
一番だという思考を持つ企業が、一般的には多いようです。
私もそれには多いに賛同する部分も多く、私自身も現場で学んだこと、
先輩コンサルタントを見て学んだことが、本やマニュアルで学ぶ
事以上に、今の仕事自分を形成する上で重要な役割を担っていると
感じています。
一方で、「何でも現場で学べばよいのだ」と乱暴に
新人や部下を放り投げるのは、ちょっと違うと思います。
あくまでもOJTとはマネジメント手法の一環です。
研修やマニュアルが、単発的に無計画に実施されるとすれば
その効果が薄いのと同じように、OJTもまた、とにかく
実際の業務を先輩について現場で学べ!とするのも
間違っているといえるでしょう。
OJTもまた計画的かつ、教育上の目的や狙いを定めた上で
プログラムを組み、誰が何をどこまで教えて、やらすのか
という内容を明確にさせておく必要があります。
「とにかく現場に出て先輩社員からやり方を盗め」的な
OJTは本来のOJTとは言えないのです。
だからこそ、実はOJTは通常の研修やマニュアル作成以上に
手間と戦略が必要なマネジメントプログラムだと、私なんか
感じています。
OJTという言葉を使うことによってマネジメントを
やっているような気になっているケースを見かける事が
多いのも事実なのです。













