米国の現状はいかに
久しぶりに米国の現状について、考えてみます。
失業率は、10月、11月と二ヶ月連続で10%を超えました。
地方銀行は経営破たんが相次いでいます。
(09年だけで既に130行が破綻)
商業用不動産バブルは崩壊しています。
家計の消費の力は衰退し、家計の負債は減少しています。
ここのところオバマさんの支持率は下がっていて、
遊説にいくと、結構市民から厳しい意見も言われるとのことで。
このような事実だけ見ていると、米国もまだ厳しい状況が
続いているようです。
政府はもちろん、矢継ぎ早に景気支援策や金融緩和策を実施している
のですが、中々思うように成果がでない。
原因は色々あると思うのですが、私は、
グローバル経済の最先端を走っていた米国だからこそ、
この世界的不況期(恐慌期)には最も苦労しているのではないかと
思っています。
例えば財政支出をして国が需要を作り上げたとしても、
グローバル化が激しく進んでいた米国では、
中国などからの輸入の力によって、その需要が奪われてしまいます。
また金融の世界においても、FRBが金融緩和策を実施しても
グローバル化した金融市場のおかげ(せい)で、ドル・キャリートレード
のように、お金が海外に出ていってしまうことになります。
つまり、リーマンショック以後、現在のような資本主義経済における
緊急事態時には、グローバリズムが進展しきっている国の方が
いわゆる、伝統的なマクロ経済政策や金融政策の効果が出にくい
という皮肉な結果になっています。
であれば、中途半端なグローバリズムや市場主義経済しか
持ちえていなかった日本の場合、まだましじゃないの?
と思うわけですが。
中途半端の強みを十分にいかしてほしい(笑)
と期待したいものです。














