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2009年12月13日

米国の現状はいかに 

久しぶりに米国の現状について、考えてみます。

失業率は、10月、11月と二ヶ月連続で10%を超えました。

地方銀行は経営破たんが相次いでいます。
(09年だけで既に130行が破綻)

商業用不動産バブルは崩壊しています。

家計の消費の力は衰退し、家計の負債は減少しています。

ここのところオバマさんの支持率は下がっていて、

遊説にいくと、結構市民から厳しい意見も言われるとのことで。

このような事実だけ見ていると、米国もまだ厳しい状況が

続いているようです。

政府はもちろん、矢継ぎ早に景気支援策や金融緩和策を実施している

のですが、中々思うように成果がでない。

原因は色々あると思うのですが、私は、

グローバル経済の最先端を走っていた米国だからこそ、

この世界的不況期(恐慌期)には最も苦労しているのではないかと

思っています。

例えば財政支出をして国が需要を作り上げたとしても、

グローバル化が激しく進んでいた米国では、

中国などからの輸入の力によって、その需要が奪われてしまいます。

また金融の世界においても、FRBが金融緩和策を実施しても

グローバル化した金融市場のおかげ(せい)で、ドル・キャリートレード

のように、お金が海外に出ていってしまうことになります。

つまり、リーマンショック以後、現在のような資本主義経済における

緊急事態時には、グローバリズムが進展しきっている国の方が

いわゆる、伝統的なマクロ経済政策や金融政策の効果が出にくい

という皮肉な結果になっています。

であれば、中途半端なグローバリズムや市場主義経済しか

持ちえていなかった日本の場合、まだましじゃないの?

と思うわけですが。

中途半端の強みを十分にいかしてほしい(笑)

と期待したいものです。



当ブログ執筆者 久木田 光明 の所属する
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