住宅版エコポイント前倒し
先月、政府が2009年度第2次補正予算案での追加経済対策に
盛り込む具体策の検討の際に、
省エネ家電の購入時のエコポイント制度の延長に加えて、
住宅にも同様の新制度を採用することを決めました。
で、これまで10年1月1日以降に着工した住宅を対象としていた
ものが、追加経済対策が閣議決定した今月8日以降の着工に
前倒ししたというニュース。
中々、この住宅版エコポイントという発想はおもしろい。
二重サッシや断熱壁を導入する改築や、
省エネルギー基準を満たす新築に対し、ポイントを付与し
獲得したポイントはエコ家電などの商品購入に使える。
新築や改築の際には家電も買い換える可能性が多い
というシナジー効果をねらった戦略。
住宅メーカーや、住宅リフォーム会社、住宅設備メーカーに
とっても嬉しい制度になるはずです。
今や住宅メーカーにとっても「エコ」は切っても切りはせない
テーマになってきました。
私が過去に携わったプロジェクトもそうでしたが、
これまでは、日本における「エコ」訴求の意味合いは
どちらかというと、
・ターゲットはこだわり派といった限られた人々
(LOHASなんて言葉は代表的)
・よってボリュームゾーンの商品戦略では使えない
・作り手のブランド力(企業イメージ)アップを狙うことが目的
・実利よりイメージ、環境に優しい感の演出が重要
といったような概念を前提に、進められてきたような気がします。
ただ、最近は少し傾向が変わってきて
エコ=ボリュームゾーン=実利も伴った
ものになりつつあります。
環境やエコを意識しない方が恥ずかしい、
という感覚や
エコを突き詰めた方が長期的な利益が大きい
という実証が出てききつつあります。
住宅に対するエコもこれから益々進んで行くことを
期待したいものです。














