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2009年12月16日

経済成長に必要な対策は供給側か需要側か

今日は菅さんと竹中さんの成長戦略に対する

考え方の違いによる議論がネットなどでも話題にのぼっています。

政府の成長戦略策定会議の検討チームが、

内閣府内で経済成長戦略の策定に向けた外部有識者からの

ヒアリングを始めたのたですが、その初回が今日。

相手は元経済財政担当相の竹中平蔵さん。

予想どおり菅さんと激しい激論を交わしたようです。

象徴的だったのが経済成長に関する基本的な考え方。

「供給側に基礎」をおく竹中さんと、「需要側が重要」とする

菅さんとの考え方が真っ向から対立しました。

これまでも、経済成長をサプライサイドでみるかディマンドサイドでみるか

という議論は、いたるところで取り上げられてきたものですが、

個人的にはこの議論は経済成長を短期でみるか、長期でみるかで

変わってくると思っています。

で、政府として考えるべき成長戦略とは長期的な視点が必要である

ことをふまえると、供給サイドが経済成長を決定することは

明らかであると言えます。

供給力が高まるとは、わかりやすくいうと生産性が高まることであり

生産性が高まっていかなければ経済成長はありえないといえます。

インターネット環境の整備や携帯電話やiPhone、プレステ3やWiiなど

私が小学生時代には想像もできなかった世界が今、日常として私たち

の生活を支えています。

これは、様々なイノベーションにより供給力=生産性が高まった

結果だといえます。

ただし、生産性が高まると一時的に失業が発生してしまいます。

今まで10人でやっていた仕事が5人でできるようになると、5人は

仕事がなくなるわけです。

ただ本来はこの5人をまた新たな成長産業に振り分けわれるのが

経済成長です。

短期的にはこの痛み=失業という需要サイドの問題の解決

その支援、サポート、セーフティネットなどが必要になることも

あるのですが、長期的な視点でみれば、この需要側のサポート

だけでは経済成長は実現できないはずです。

だから、ケインズ的に需要が落ち込んだ際に、

借金をしてまで国が無理やり需要を作り出すという方法は

短期的政策としては、ある程度評価する人がいても

長期的な成長戦略には使えないと思うのです。

よって今回の「成長戦略」というテーマにおける、

菅さんと竹中さんの議論は、竹中さんに分がありと思いますが

皆さんはいかがでしょうか。



当ブログ執筆者 久木田 光明 の所属する
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