離職率 入職率を上回る
厚生労働省が今日発表した
2009年上半期(1~6月)の雇用動向調査によると、
労働者全体における離職者の割合(離職率)は9.6%。
この値が、転職も含め新たに仕事に就いた就職者の割合
(入職率、9.3%)を0.3ポイント上回ったとのこと。
離職率が入職率を上回るのは6年ぶり。
米国のように離職も高いが入職も高ければ何の問題も
ありません。
雇用の流動性が高いという事になります。
一方、日本の場合、景気低迷により、離職せざるを得ない
状況にあっても、転職先、つまり新規の雇用の受け皿が
ないということ。
これは、かつての終身雇用をベースとした日本独自の
労使関係がもたらした現在の雇用問題と大きくつながる
部分があります。
雇用制度もまた、システムの抜本的な改革が求められて
来ているのでしょう。
正規社員と非正規社員の格差が取り上げられがちですが
それは、年功序列、終身雇用制度によって作り上げられて来た
日本の雇用システムが、時代の変化の中で適応しなく
なってきたことの1つの表れに過ぎないと思います。
それが、これまでの強い企業、強い日本を作ってきたことは
事実だと思いますが、今この雇用の硬直性が見直されるべき
タイミングなのかもしれません。














