時流適応から時流予測
「ダーウィンの進化論でも言われているように
この世で最も強い種とは、力が強いものでも、
体が大きいものでも、数が多いものでもありません。
環境に適応できるものです。
企業も同じだと思います。」
というような話を、以前まで講演やセミナーなどの締めで
お話することがありました。
いわゆる
「時流適応」
という考え方で、過去の成功体験や業界の固定概念に
囚われることなく、変化する市場環境(競争環境、顧客の動向)
にあわせた、柔軟な動きで対応しなければ、勝てない、生き残れない
というものです。
ただ、最近は、「ドッグ・イヤー」という言葉も古臭く聞こえるほど
この時流の変化のスピードは急速です。
しかも変化の形態がドラスティックです。
そうなると、時流を見極めてから、その時流を後追いするような形で
「時流適応」するのでは、戦略的には既に遅いというケースが
多く見受けられるようになってきました。
特に、住宅・不動産業界は、マクロ経済との相関関係が高いという
事実もあるので、このようなケースに該当します。
だとすると「時流適応」からもう一歩前に進んだ、考え方が必要です。
それが
「時流予測」
です。
私たちも企業経営のサポートをさせて頂く立場として、
2010年はこのテーマに力を入れたいと考えています。
といっても、コンサルタントの経験値や体感から感じる
「知見」や「予想」ではありません。
様々なマクロデータやミクロデータを収集・分析した結果から
数字で得られる一歩先の未来です。
そこには、確率の理論やリアルオプションの考え方を活用して
できるだけ、数字で表現できるものにしたいと思っています。
そこで弾き出された「未来」を前提とした
戦略や戦術を策定する。
これこそが、時流の変化が、かつなくスピーディでドラスティックな
しかも、この混迷極まる今の時代で、コンサルタントに求められる
役割ではないかとさえ、思っています。
2010年は、そんな活動を1つの重要テーマとして
掲げていきたいと思っています。














