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2010年01月16日

日本企業の強さ

現在、マクロ経済レベルでは、世界の先進国に比べ

その成長性や不況からの復活具合において一歩立ち遅れている

感のある日本ですが、こと個別の企業の力強さという点でいうと

そこまで悲観的なものではないと感じています。

「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われていたころの勢いは

影を潜めたというものの、やはり当時から言われてた日本独特の

企業文化、そこから派生する強さというものは健在だと思っています。

(それだけに「失われた20年」といわれるような状態が続いている

今の日本は、国や政府、日銀を中心としたマクロ経済政策の

失策によるところが大きいと、個人的には思っているのです)

一方で、70年代、80年代を振り返ってみても、

日本にはある業種で世界シェア(国内シェアでも)圧倒的No.1

という突き抜けた企業が少ないという事実もあります。

しかし、例えばかつてのIBMやGM、マイクロソフトといった

圧倒的シェアNO.1企業が生まれなかったことが、激しい同業者間

競争の中でコツコツ技術革新を進め、余裕なく、驕りなく、

真摯に歩み続けなければいけなかったという環境を作ったのでは

ないでしょうか。(その後のGM、IBM、マクロソフトの今を見ると

その大切さが痛感させられます。)

じゃ、その日本企業の強さってなんなのか?

というテーマで様々な学者さんが研究を重ね、本も沢山出ているようです。

個人的には、今でも優良企業にコンサルティングをする際に

感じることでもありますが、

ミッション(目標、ゴール、理念、思い)といったものの共有

暗黙知の伝達と共有と形式知化

です。

最初の点は、時代背景やトップのリーダシップによるところが大きいですが、

ゴールを明確に共有できる、自分の与えられた仕事は全体の一部であった

としても、その先のゴールを理解した上で、次の人へパスをまわせる

そういった感覚が長けているということです。

2つ目は、いわゆる、マニュアルや言語化、文章化できないような

その企業や個人になんとなく根付いている、顕在化しにくいノウハウや

方法、感覚(これを暗黙知と言います)を全体に伝え、共有し、

それをベストプラクティスとしてマニュアル化(つまり形式知化)

できるということです。

この辺は、今でも業績が好調な企業にも共通のポイントとして

挙げられる要素の1つです。

小沢さんの秘書が逮捕されて、政治にも中々期待が持ちづらい

昨今ですが、まずは日本の企業が積極的に社会を引っ張っていく、

それぐらいの気概を持って歩み続ける企業が増えると、景気も

上向いてくると思うのです。

我々もそんな企業のお手伝いができればよいと思っています。



当ブログ執筆者 久木田 光明 の所属する
総合不動産事業コンサルティングサイト
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