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2010年01月30日

昨日の重要な指標の発表整理

先々週に続き17日、先週も1月最終週ということもあり

様々な重要な指標が発表されました。

この時期の発表は09年を総括する意味を併せ持ちます。

特に昨日、29日(金)は、昨日取り上げた新設住宅着工戸数の発表

以外にも、注目すべき重要指標の発表が合いづきました。

個人的な整理の為にも、少しまとめておきます。

<12月の失業率の発表。5.1%、2カ月ぶり改善>

09年平均も同じ5.1%。

前年対比における悪化幅においては、過去最大。

失業率が少しですが、改善しているので、明るい兆しが

出ているのかと思ってしまいますが、中身をちゃんと見てみると

そんなに生易しいものでもありません。

完全失業率とは完全失業者を労働力人口

(労働力人口とは15歳以上で就業者と完全失業者の合計)

で割った値です。

正確に今の雇用状況を把握する為には、この分母と分子の数字を

しっかり把握する必要があります。

12月における完全失業者の絶対数は、

317万人と1年前に比べ47万人増加しており、

12月の就業者数は6,223万人で前年同月比、マイナス108万人

就業者数の減少は23ヶ月、

つまり約2年間連続で減少し続けているのです。

相変わらず雇用は厳しいのです。


<12月消費者物価指数、1.3%下落

09年平均は最大のマイナス。マイナスは10カ月連続>

デフレが止まりません。


<国内自動車生産 33年ぶり800万台割れ>

日本の基幹産業でもある自動車生産。

09年は自動車生産世界一の座も

中国(約1380万台)に明け渡したことになります。

リーマンショック以降、ずっと落ち続けていましたが、

国内生産が11月から前年比プラスに転じました。

しかし、欧米需要の低迷などで輸出が伸びず、

生産の本格回復からは遠いという現状。

まだまだ厳しいようです。

<2009年第四四半期 米GDP(速報値)は5.7%増>

米国の2009年第4四半期(10-12月)の

実質国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は

予測を大幅に上回る、前期比年率5.7%の増加

GDPの増加は2四半期連続。

1年間にわたる減少の後、昨年第3四半期は2.2%増加。

ただ2009年通年ではGDPはマイナス2.4%。

通年としてのマイナス幅は1946年の10.9%減以来最大とのこと。

とりあえずは、予想以上に米国の回復力が底堅いことを証明する

発表となりました。どうでしょう。このままV字回復となるでしょうか。

中身をみると在庫調整が進み、在庫投資だけで全体の成長率を

3.39ポイント引き上げた影響が大きいようで、

個人消費や設備投資もまだ完全回復とまではいっていないようです。

最近のオバマ政権の持つリスクなどが顕在化し始めている現状を

踏まえると、この成長の今後の持続力には、

まだまだ不透明感が残るように思います。

以上、29日は色々発表されています。

こんなところにも、少し耳と意識を傾けるだけでも、世の中の見え方が

少し変わってくるような気がします。



当ブログ執筆者 久木田 光明 の所属する
総合不動産事業コンサルティングサイト
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