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2010年02月02日

短期サイクルと長期トレンド

景気循環を見る際に、短期サイクルと、長期トレンドの違いを意識して

見ていなければ、誤った判断をすることがあります。

ただ、これは後から振り返ると明確にわかるのですが、

今その時点では、それが短期なのか長期なのか

わかり難いことが多いと言えます。

例えば、今の市況の低迷を短期サイクルの一循環だと捉えることと、

もっと大きな長期トレンドの一通過点と捉えることでは、

その対策や心構えに大きな相違が生じるはずです。

「ケインズ政策による財政金融政策が今の状況で有効に働くのか?」

という議論はずっとされてましたが、この答えは、今の景気低迷を

短期景気循環サイクルと一環と捉えるか、それに加え長期トレンドの

傾向も大きく寄与していると捉えるかで、結論も変わってくるはずです。

(先日は、国会で菅さんに「ケインズ政策の乗数理論」について

質問されて、全く答えられなくなり、ネットでも結構な話題になっていました。)

実は、企業や人を見るときもこのような視点の違いは重要だと思います。

企業も人(営業マン)も波は確実に存在するので、

現状を把握する上で、この企業(人)は短期のサイクルの中でたまたま今は

調子が良い(悪い)と見るのか、長期的な視点でみても、根源的になんらかの

強み(弱点)があると見るのかで、その後の対策や強化策も変わってくるはずです。

大きな流れを見る際に、それが短期的な傾向なのか、長期的なトレンドなのかを

見極める力は、ことのほか、見落としがちですが非常に大切な

視点であると思っています。


当ブログ執筆者 久木田 光明 の所属する
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