公示地価2年連続下落
今日は、国土交通省の公示地価発表の日。
今年の1月1日時点の全国約2万7000の地点を調査し、まとめて
発表されます。
結果は、住宅地、商業地ともに全国平均で2年連続下落。
下落率は住宅地4.2%、商業地6.1%
去年、公示地価は、世界的な景気後退を受けて3年ぶりに下落。
今年も下落率は更に拡大して、二年連続の下落となりました。
09年10-12月期GDPがプラスに転じ、また先日には
低金利政策の継続が鮮明になり、不動産市場を取り巻く
マクロな足元の環境は若干上向き加減にあるとはいうもの、
今から不動産市況(特に法人の実需)が急激に回復することは
難しく、むしろ昨日取り上げたCMBSの破綻リスクなど、
不動産市況全体の底打ち、回復の時期は未だ不透明だと言えます。
不動産の価格は、将来その不動産が生み出すキャッシュフローの
現在価値だとするならば、人口減少、少子高齢化を迎える
我が国の不動産が、これまでのように将来にわたって永続的に
大きなキャッシュを有む資産ではなくなりつつあるということは
残念ながら認めざるを得ないでしょう。
そうすると、我が国は、既に構造的に不動産価格が上昇しにくい
環境になりつつあるといえるかもしれません。
ただし、それはこれまでのように
「ハコとしてそこにある生の不動産のまま」
ではということです。
知恵を絞って、不動産に付加価値を加えていき、
将来的なキャッシュフローを生める不動産に
私たちが加工しなければならないと言えます。
その意味で、デベロッパー、ハウスメーカー、不動産会社
リフォーム会社等、不動産に関わるあらゆるプレーヤーの
腕の見せ所がこれまで以上に増えていくる
といえるのかもしれません。













