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2010年04月21日

IMF 10年の世界経済成長見通し 上方修正

今日の日経平均は、予想通り昨日のダウの上昇、

円安の流れを受けて大幅に上昇。

世界経済、特に米国の景気回復が鮮明となりつつある今、

かなりリスクを読み込んでいた日本のマーケットは

諸外国に比べてもまだまだノリシロが沢山あるように感じます。

昨日IMFが発表した「2010年の世界経済成長見通し」

によるとプラス4.2%と前回発表(1月時点発表)より

0.3ポイント上方修正したようです。

世界経済は、各国の財政、金融両面からの政策のてこ入れにより

「当初の予測以上に好調に回復している」と分析。

09年はマイナス0.6%に沈んだが、

10年は07年(プラス5.2%)以来3年ぶりの高い成長率に

復帰するというストーリー。

こうなると、世界的な出口戦略のタイミングやランディングの

させ方が益々重要になってくるといえるでしょう。

IMFはそのあたりも懸念事項として挙げていて

日本を含めた世界各国の財政状況は、景気支援策により

極めて悪化しているので、世界経済は新たな衝撃に対しぜい弱に

なっているとも指摘しています。

各国に対する見通しを見ても、やはり世界の経済勢力構造の変化を

感じることができます。

米国は10年が3.1%、11年は2.6%

ユーロ圏は10年が1.0%、11年が1.5%

日本は10年が1.9%で

前回発表よりも0.2ポイント引き上げられた一方、

11年は2.0%で0.2ポイント下げられました。

調子の良い米国でさえ2~3%成長です。

それに対し、

中国は10年に10.0%、11年も9.9%

インドは10~11年で8%台の成長が続く

という予測。

いわゆる新興国、BRICsに代表されるような

次の世界経済の成長エンジンとなる国々が

今回の世界的な景気低迷、そこからの回復基調の中では

ますます存在感をしめしつつあると言えるでしょう、。

世界のGDPは約60兆ドルといわれる中で、

14兆ドルを占める米国。5兆ドル弱を占める日本、4兆ドル弱を占めるドイツ

という国々がこれまで世界経済の覇権を握ってきたわけですが、

既にBRICsのGDP合計は、世界のGDPの中で15%強を占めるように

なっており、今後の成長性を考えるとその割合は更に増加することが

予測されています。

全体としては、回復傾向が鮮明になりつつあるということで

喜ばしい話です。

ただ、その中で日本のプレゼンスをどれだけ高めることができるのか。

今の、普天間基地移設問題に代表されるような、揺れる日本の政治情勢

を見ていると、中々楽観できるとまでは言いにくいように思います。



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