先進国2013年までに財政赤字半減 G20
20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)が
27日夕(日本時間28日早朝)、首脳宣言を採択し
閉幕しました。
やはりというか、議論されたのはリーマンショック以降、
急激に悪化した各国の財政危機、赤字の問題。
欧州、特にギリシャに代表されたソブリンリスクは、
実は程度の差はあれど、先進国を中心にここ2年で急激に
悪化しています。
2010年に入り、各国の景気が徐々に回復する中、
この例外的対応をあらため、財政再建、緊縮財政への歩を
どのタイミングで進めていくか、これらが昨今の世界各国の
大きなテーマとなっていました。
今回のG20の共同声明では
「成長に配慮した財政健全化」
との基本原則を打ち出し、
性急な財政引き締めに動かないよう配慮。
そのうえで先進国について
「2013年までに少なくとも財政赤字を半減させる」
との数値目標を明記しました。
後3年で半減とは中々のスピードだなというのが第一印象。
ただし、不思議なのは日本。
なぜか先進国の1国でもある日本については
目標達成を強制しない「例外扱い」とし、
財政の大幅な悪化をふまえた異例の措置が施される事に
なっています。
じゃあ日本は何も目標がないのかというと、
日本政府は財政健全化計画で、国・地方のいわゆる
プライマリーバランスについて
2015年度までの赤字比率(対GDP)の半減を
うたっています。
G20の目標項目より範囲が狭い国債の元利払いを除くベース、
しかも期限が2年遅い目標の達成。
これで今の日本は手いっぱいだと世界が認めたということです。
なんとも、恥ずかしいやら、なんやらで。。。
菅総理も事実上、総理になってはじめての国際舞台での登場。
サミットには一度も参加できなかった鳩山元首相が指を加えて
見えているかもしれません。
それにしても、世界的にこの「財政再建」というテーマが掲げられた時に
日本は別格として扱わざるを得ないところに、
今の日本の財政の危機的状況が垣間見れるような気がします。













