ワールドカップからみる世界経済
11日にアフリカ初のワールドカップが
南アフリカで開幕しました。
4年に1度の祭典ということで、毎回盛り上がるのですが、
今年の日本では、あんまり盛り上がってないような・・・
ところで、ワールドカップには、今EU諸国で財政危機と
いわれているような国々、いわゆるPIIGS諸国が名を
連ねています。
ギリシャしかり、イタリアしかり、ポルトガルしかり。
名を連ねているどころか、サッカーの世界では強豪国と
いわれる国々ばかりです。
考えてみると、世界中の有名プレイヤーを高額な年俸で
あつめてくる力のあるクラブチームは、上記のような国々の
クラブチームがほとんどです。
サッカーの強豪リーグを挙げてみても
イギリスのプレミアムリーグ
イタリアのセリエA
スペインのリーガエスパニョーラ
ポルトガルのスペールリーガ
当然、地域性やサッカーが広がる歴史的背景などの
事情もあるのでしょうが、明らかに、このようなリーグで
強豪プレーヤーを集めてくる資金を保有する大富豪が
存在するということです。
つまり、EU共同体やユーロ経済の発展により
信用が必要以上に拡大し、資産バブルがおこり
一部の富裕層にお金が集約するという典型が、
ある種ヨーロッパにおけるサッカーというスポーツビジネスに
顕在化されてるのではないかと思ったりします。
で、今回のワールドカップのグループリーグの組合せを
見ていて気づいたちょっとしたネタです。
グループBは
アルゼンチン、
ナイジェリア、
韓国、
ギリシャ
ナイジェリアを除く3国全て、過去(ギリシャは現在)、通貨危機に
直面して、IMFの支援を受けています(笑
今日のギリシャ対韓国の試合なんて
「新旧デフォルトリスク懸念国家対決」
って感じでしょうか。
審判はIMFさんにしてもらいましょうか。
また我が国、日本が入っているグループE。
日本、
デンマーク、
オランダ、
カメルーン
カメルーンを除く3国は経常黒字国。
世界的な財政赤字が続く昨今、稀有な存在となっている
経常黒字国。
EUでは、ドイツが最大の経常黒字国ですが、このオランダも
わずかながら経常黒字国。
世界的には経常赤字国と黒字国の格差が広がっているという
ことで、グローバル・インバランスなどといわれていますが、
そういう意味ではグループEは、
「経常黒字のプライドをかけた絶対負けられない戦い」
といったところでしょうか。
ワールドカップをこのような違った角度からみると、
また別のおもしろさが見えてきたりします。
(そんなにお奨めはしませんが)













