米ブラックストーン、モルガン不動産ローン1000億購入へ
日経新聞の記事より。
米投資ファンド最大手のブラックストーングループが
モルガン・スタンレーが保有する約1000億円の
国内不動産ローンを今月内をメドに一括購入するとのこと。
投資検討の対象となっているのは、
モルガンが証券化を前提にオフィスビルなど
日本の商業用不動産を担保に貸し出した
ノンリコースローン。
担保不動産は首都圏の物件を中心に約30件とみられる。
モルガンは2000年頃から日本で商業用不動産向けの融資ビジネスに参入。
更に、このローンを証券化して国内外の機関投資家に売却。
いわゆるこの商業用不動産ローン担保証券(CMBS)の発行額では
日本で最大の実績を持っています。
ブラックストーンは今後ローンを第三者に転売したり、
担保不動産の所有権を確定して市場で処分したりすることで
将来の売却益をねらうものと見られています。
担保不動産は商業用不動産で首都圏を中心に30物件ほど。
世界経済全体の動向と、その中での日本の位置づけなどを
見ていると、為替で円高、日本の国債の価格が上がり、長期金利が
低下していることからもわかるように、リスクからの回避の結果として、
どちらかというと消去法の結果として、再び日本にお金が集まりつつ
あるようです。
となると、不動産も同じような動きが出ることは容易に想像され、
再び日本の不動産に海外マネーが流入するというイメージを
具現化させるには、このニュース、十分なインパクトがあるように
思います。
米国や欧州経済が相変わらず弱含む中、安全圏への資金の逃避先
としての日本、それによる不動産の市場の上昇予測
CMBSのリファイナンスが難航することに伴って、損切り需要の拡大
(=安値での放出)
等々、確かに冷静に市場を見てみれば、海外から日本の不動産に
あらためて資金が集中するような下地は整いつつあるようにも
思われます。













