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2010年07月22日

米ブラックストーン、モルガン不動産ローン1000億購入へ

日経新聞の記事より。

米投資ファンド最大手のブラックストーングループが

モルガン・スタンレーが保有する約1000億円の

国内不動産ローンを今月内をメドに一括購入するとのこと。

投資検討の対象となっているのは、

モルガンが証券化を前提にオフィスビルなど

日本の商業用不動産を担保に貸し出した

ノンリコースローン。

担保不動産は首都圏の物件を中心に約30件とみられる。

モルガンは2000年頃から日本で商業用不動産向けの融資ビジネスに参入。

更に、このローンを証券化して国内外の機関投資家に売却。

いわゆるこの商業用不動産ローン担保証券(CMBS)の発行額では

日本で最大の実績を持っています。

ブラックストーンは今後ローンを第三者に転売したり、

担保不動産の所有権を確定して市場で処分したりすることで

将来の売却益をねらうものと見られています。

担保不動産は商業用不動産で首都圏を中心に30物件ほど。


世界経済全体の動向と、その中での日本の位置づけなどを

見ていると、為替で円高、日本の国債の価格が上がり、長期金利が

低下していることからもわかるように、リスクからの回避の結果として、

どちらかというと消去法の結果として、再び日本にお金が集まりつつ

あるようです。

となると、不動産も同じような動きが出ることは容易に想像され、

再び日本の不動産に海外マネーが流入するというイメージを

具現化させるには、このニュース、十分なインパクトがあるように

思います。

米国や欧州経済が相変わらず弱含む中、安全圏への資金の逃避先

としての日本、それによる不動産の市場の上昇予測

CMBSのリファイナンスが難航することに伴って、損切り需要の拡大
(=安値での放出)

等々、確かに冷静に市場を見てみれば、海外から日本の不動産に

あらためて資金が集中するような下地は整いつつあるようにも

思われます。


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