6月FOMC,追加金融刺激策の必要性を検討
米国のFRBは、既に米国の中央銀行としてのみならず
少なくともその動向の注目度については、世界の中央銀行
といっても過言ではないくらい、国際経済において重要な
役割をになっています。
FOMCとは、日本における「日銀金融政策決定会合」、
EUにおける「ECB政策理事会」にあたるような、
米国の金融政策を決定する会合のことです。
年に8回程度あります。
またこれも毎回ですが、その会合から数週間遅れて
会合の議事録が公開されます。
昨日、6月分のFOMCの議事録が公開されました。
注目されていたのは、米国景気に対するFRBの現状認識
と今後の対策、つまり一層の景気下支え策を強化するのか
出口戦略を明確にしめしていくのか。
結論から言うと、前者、つまり、一旦回復しかけていた
米国景気が、再び、軟調な労働市場に、景気拡大が抑制
されるとの見通しを示したようです。
前回、4月のFOMCでは、景気回復機運が高まる中、
サブプライムローンの火種の拡大を抑えるため、当時FRBが
買い取ったRMBS(住宅ローン担保証券)という負の資産を
売却しようと、その時期を模索する話が大きな焦点になっていた
のですが、今回はそれどころではないという感じだったようです。
この2ヶ月の間に、国内の労働市場の回復が軟調な兆候を示し
始めるとともに、欧州の混乱で米経済にとってもあまり良くない
流れが、再び出始めている結果だと言えるでしょう。
あいかわらず米国の景気動向に大きく影響(依存)する、我が国日本。
特に注目せざるを得ないFOMCの協議結果だと思います。













