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2010年07月08日

G20が重視されるわけ

今回、初めてG8と併せて実施されたG20 首脳会合は、

「リーマンショック」直後に行われた2008年11月15日の

第1回目を皮切りに、今回で4回目の開催でした。

そもそもG7首脳会議は冷戦下の1973年のオイルショックと、

それに続く世界不況に起源を持っています。

その後、冷戦の終結に伴い、ロシアが加わりG8となりました。

G20については、首脳会合に先立ち1999年から

20ヶ国・地域財務大臣・中央銀行総裁会議

(G20 Finance Ministers and Central Bank Governors)を

開催していたが、2008年の世界金融危機の深刻化を受けて、

首脳会合も開催されるようになったというわけです。

G7からG8、G20 へとサミットの枠組みが移行してきた背景については、

国際経済における各枠組みのプレゼンスの変化によると考えられます。

現在の世界各国のGDPを比較してみると、

G8のシェアはもはや50%程度であり、

G7、G8が全面的に世界経済を牽引していくという構造が

くずれつつあることがわかります。

購買力平価方式で行くと、日米欧を全部足しても半分に

満たないという状況で、かつては世界経済をリードしていたG8 も、

これまで通りすべてを背負い込むことはできず、

特にリーマンショック以降の国際金融危機に際しては、

中国やインド、ブラジルといった新興国を巻き込むことが

必要不可欠であったといえるのではないでしょうか。

その意味で今後もG20の役割は、

G7、G8に比べ益々拡大する可能性が大きいと思われます。

ただ、普通に考えて20カ国もあつまれば、議論も意見もまとまわる

わけないですよね?

考えてみてください。20人が出席する会議、しかもそれぞれが

それぞれの部門の最高責任者の集まり。

20人のうち誰がリーダーというものはありません。

ぜったい、難しいでしょう?そんな会議。

精々、できることは意見交換程度。

まぁ~それが目的といってしまえば、それでも良いのですが。

ただ、G20の枠組みやそこから発信される内容については、

今後も注目せざるを得ないようです。



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