10年4月-6月期のGDP成長率鈍化
今日の一番の話題は、内閣府が発表した10年4月-6月期の
国内総生産(GDP)の速報値。
物価変動の影響を除いた実質GDP(季節調整値)が前期比0・1%増、
年率換算では0・4%増となりました。
1-3月期が前期比プラス1.1%
予測値がだいたい前期比プラス0.6%、
年率プラス2.3%だったため、結果的にマーケットに対しても
ネガティブサプライズとなりました。
中身を見ると、GDP全体の6割を占める個人消費は0・03%増。
5期連続のプラスを確保したものの、0・5%増だった
1~3月期からほぼ横ばい。
個人的には注目していた住宅投資。
1~3月期に5期ぶりのプラスに転じものの
今回は1・3%減と再びマイナスに転じました。
予想より大幅減ということで、マーケットもかなり
落ち込んだ模様。
更に米ドル換算ではとうとう、中国に抜かれた
というおまけつきです。
ただ、難しいのが、為替と長期金利。
日本経済の脆弱さがこれほど明らかにされたものの
円高は再び進行し、85円半ば。
長期金利は更に下がって(債権価格は上がり)
1%をわり0.95%も下落しています。
最近このGDP統計、速報値から確定値の差が大きいということ
もあって、9月に再び発表される最終数字を見てからではないと
なんともいえない部分はあるのですが、いずれにしても、
この4-6期の弱含み感はいただけません。
10年度下半期の成長もあまり期待できない雰囲気が
出てきました。
ただ、直近の7─9月期については、
エコカー補助金の終了前の駆け込み需要や
猛暑効果などで、年率1.5%ないし2%程度成長に
上向くとの見方も出ています。
ただ10年度全体で日銀や政府が言っている
2%成長はかなり難しくなってきたような気がします。
不動産に関する需要や動きも気になるところです。
せっかく回復基調に入ってきたというところなのにです。













