CMOとは
今日オフの日曜日なので勉強の備忘録。
CMO:モーゲージ証券担保債務証書
(Collateralized Mortgage Obligation)
パススルー証券と同じ、ローンプールから異なるキャッシュフロー特性
を持つ複数の証券を発行することにより、投資家のニーズに適合する
新たな証券を生み出す為の方法。
パススルー証券とは異なり、ローンプールの全てを証券として発行する
わけではなく、ローンプールを「資産」、発行証券を「負債」として
保有する。その差額分は発行者自身の自己資本(投資)。
この自己資本部分はリスクを吸収する装置として利用している。
例えば3種類の証券をつくって利子率と元本返済金の優先順位を
変えてトランチングする。
具体的には、
毎年回収されるローンの返済金のうち、元本部分は、まずはじめに
トランシェAに充当され、証券Aの元本償還に利用される。
ローンの金利部分は証券Aの額面利子の支払いに充てられるとと
同時に証券Bの利払いに充てられる。
証券Bの元本部分は証券Aへの元本支払いが終了するまで始まらない。
一方、証券Cは証券A,Bの両方の償還が終了するまで、利子部分・
元本部分の償還が始まらない。
証券Cの利息部分は、当初、証券A,Bの元本償還金にまわされる事になる。
よって、トランシェCは当初、負の償還が発生することにあなる。
各年のローンの返済総額から各証券への支払いを指し引いた額は残余として
証券発行者の手元に残る。
実際に計算してみると、全てのトランシェ、自己資本部分とも美しい
キャッシュフローが描けた。
自己資本分のIRRを計算すると、ローンプール全体の利子率よりも
大幅に高くなっており、レバレッジ効果が効いていることがわかる。
以上。













