金融緩和は是か否か
円高が進み、政府・日銀の追加的金融緩和施策への
期待や予想がマーケットを中心に渦巻いています。
なんせ、一時84円台まで進んだ円高。
やはり政府の「口先介入」だけでは全く何の意味もなさかった
今回の円高。
「円高はいいことじゃないか」という意見や、それを実証する
エコノミストもいるようですが、やはり目下の経済情勢から
考えると、少なくとも短期的には大きな痛手を被るわけで・・・
このままほっとくというわけにはいかないでしょう。
今日も、午前中に日銀が資金供給を拡大するとの報道があり
株価も少し上昇しはじめました。
昨年12月に日銀が導入した、年0・1%の固定金利で
貸出期間3カ月の資金供給を行う新型オペの規模を、
現在の20兆円から30兆円に増やすという案。
期間を3カ月から6カ月に伸ばす可能性もあるとのことで、
短期金融市場の資金を増やすことで金利をさらに
下げる効果を狙うとみられています。
ただ、それだけで円高が止まるのか、
裏を返せば金利が下がって円売りが進むのかという
点については疑問が残ります。
財務副大臣も発言したように今の日本経済は
「流動性のわな」に陥っているため、
金融政策の効果は薄れるのではないかという点です。
マクロ経済学的には
IS-LMモデルにせよ、総需要・総供給モデルにせよ
流動性トラップにかかっている状態では金融政策は
効かないと理論付けられます。
金利が下がりすげている為、金融政策でもってしても
金利があがらないということです。
それにしても、ほうおっておくわけにはいかなという事で、
政府、日銀とも次の手を求められている状態に在ります。
ここ数日間は、日銀、政府の動きには目が離せなくなりそうです。
合理的な判断として、結局何もしないという行動を選択する
可能性もありますが・・・・














