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2010年11月19日

EU、IMF来週アイルランド支援策発表

昨日も取り上げた、アイルランド問題。

というか今週はこの問題で、市場がかなり揺れました。

ここにきてアイルランドも支援を受け入れるとの見方が

強まり、EU、IMFの支援も得られそうだという報道が出てきて

ユーロも安定的に反発しています。

EUとIMFは来週に、アイルランドの4カ年の財政再建策の

発表と同時、もしくはその直後に、正式な支援の内容が発表

されるもよう。

しかしこれでユーロ問題、PIIGS問題が全て解決するわけでは

ないであろうことを指摘しておきたい。

次に支援を受けざるを得なくなる国も、まさに手を挙げよう

としているのかもしれません。

ユーロの難しさは、その組織の立ち上がり当時の背景と目的と

いったものと、実際数年、共通通貨で試してみた事によって

発生した、国家間の経常収支のアンバランスの問題

(であるにも関わらず通貨は同じ→だから為替調整機能による

アンバランスの自然的改称が起こりえない)

との間に大きなギャップが存在する点と言えるでしょう。

還元すれば、結果的にではあるにせよ、ユーロ圏内で

ドイツだけが儲かる体制が仕組みとしてずっと続いて

しまっているということです。

このように、ユーロの問題は、ギリシャ、アイルランドを

一時的に救済しただけで解決されるような単純なもの

ではないのです。

ましてや、次はポルトガルか?といわれるほど

財政破綻懸念国からの支援要請の予約で一杯になりそうな

今の現状を見る限り、その本質的な解決までは

まだ相当の時間を要するような気がしています。



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