EU、IMF来週アイルランド支援策発表
昨日も取り上げた、アイルランド問題。
というか今週はこの問題で、市場がかなり揺れました。
ここにきてアイルランドも支援を受け入れるとの見方が
強まり、EU、IMFの支援も得られそうだという報道が出てきて
ユーロも安定的に反発しています。
EUとIMFは来週に、アイルランドの4カ年の財政再建策の
発表と同時、もしくはその直後に、正式な支援の内容が発表
されるもよう。
しかしこれでユーロ問題、PIIGS問題が全て解決するわけでは
ないであろうことを指摘しておきたい。
次に支援を受けざるを得なくなる国も、まさに手を挙げよう
としているのかもしれません。
ユーロの難しさは、その組織の立ち上がり当時の背景と目的と
いったものと、実際数年、共通通貨で試してみた事によって
発生した、国家間の経常収支のアンバランスの問題
(であるにも関わらず通貨は同じ→だから為替調整機能による
アンバランスの自然的改称が起こりえない)
との間に大きなギャップが存在する点と言えるでしょう。
還元すれば、結果的にではあるにせよ、ユーロ圏内で
ドイツだけが儲かる体制が仕組みとしてずっと続いて
しまっているということです。
このように、ユーロの問題は、ギリシャ、アイルランドを
一時的に救済しただけで解決されるような単純なもの
ではないのです。
ましてや、次はポルトガルか?といわれるほど
財政破綻懸念国からの支援要請の予約で一杯になりそうな
今の現状を見る限り、その本質的な解決までは
まだ相当の時間を要するような気がしています。













