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2010年11月15日

GDP4四半期連続プラスだけど

内閣府が今日発表した2010年7~9月期の

国内総生産(GDP)速報値は、

物価変動の影響を除いた実質で前期比0.9%増、

年率換算では3.9%増となり、市場の予測を超える

4四半期連続のプラス成長となりました。

なかなか日本のやるね!と思いたいところですが、

やはり中身を見てみると、そんな楽観視もできないわけで。

今回の実質成長率+0.9%の主な要因は実は内需。

とくにGDPの6割弱を占める個人消費は前期比1.1%増と、

4~6月期の0.1%増を大きく上回りました。

これは報道にもあるように、経済対策や猛暑の影響が大きく、

時期的な「特殊要因」の影響が大きい。

実際、駆け込み需要と猛暑効果で自動車やエアコンなど

耐久財が11.1%増え、成長率を0.6ポイント押し上げた

点が印象に残ります。

10~12月期には、こうした政策効果が無くなる上、

足元の円高や海外景気の下ぶれリスクが重くのしかかることから

GDPはマイナスに転じるとも予想されています。

速報値とはいえ、年率換算で3.9%と

潜在成長率1%を大幅に越える結果に、驚きを隠せなかったのも

つかのま、これから始まる冬の寒さのように、

まだまだ厳しい景気の冷え込みは続くようです。



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