GDP4四半期連続プラスだけど
内閣府が今日発表した2010年7~9月期の
国内総生産(GDP)速報値は、
物価変動の影響を除いた実質で前期比0.9%増、
年率換算では3.9%増となり、市場の予測を超える
4四半期連続のプラス成長となりました。
なかなか日本のやるね!と思いたいところですが、
やはり中身を見てみると、そんな楽観視もできないわけで。
今回の実質成長率+0.9%の主な要因は実は内需。
とくにGDPの6割弱を占める個人消費は前期比1.1%増と、
4~6月期の0.1%増を大きく上回りました。
これは報道にもあるように、経済対策や猛暑の影響が大きく、
時期的な「特殊要因」の影響が大きい。
実際、駆け込み需要と猛暑効果で自動車やエアコンなど
耐久財が11.1%増え、成長率を0.6ポイント押し上げた
点が印象に残ります。
10~12月期には、こうした政策効果が無くなる上、
足元の円高や海外景気の下ぶれリスクが重くのしかかることから
GDPはマイナスに転じるとも予想されています。
速報値とはいえ、年率換算で3.9%と
潜在成長率1%を大幅に越える結果に、驚きを隠せなかったのも
つかのま、これから始まる冬の寒さのように、
まだまだ厳しい景気の冷え込みは続くようです。













