企業価値評価の重要性があらためて見直されつつある。
背景には、会計制度の改革、株主所有構造の変化、M&Aの進展
などがあげられるでしょう。
90年代後半より進展した会計ビック版により、グローバルな視点で
海外企業とおなじモノサシで企業価値を評価されるようになりました。
それはすなわち、連結会計中心、年金負債のオフバランス化、
金融商品の時価会計対応等があげられます。
更に今はIFRSへのコンバージェンスが進みつつあります。
それにより、株式の持合解消や、株価の低い株を保有することの
リスクの拡大等により、株式所有構造そのものが変化しはじめました。
実際、安定保有比率や、持ち合い比率などは年々減少傾向に
あるはずです。
加えて、M&Aの進展。特に三角合併の緩和により、海外企業の
日本企業の買収チャンスが増えたり、日本企業もグローバルな
競争に対抗すべく、規模の拡大を前提とした、M&Aの有効性
も理解されつつあります。
このような潮流が「企業価値」を改めて評価、または知る事の
重要性がうたわれるようになりました。
企業の価値を高めるというゴールは、どこにあるのか。
企業価値の評価手法は何がベストなのか。
理論と現実とのギャップは何によって説明しうるのか・・・等々
企業価値評価に関する議論は尽きることがありません。
それだけに、私たちもまた、どんなコンサルティングテーマであった
としても、頭のどこにはこの「企業価値」の視点をもちつつ
今の活動が、企業価値を評価する際の、どの指標に反映
されるべきかなどを、少しでも意識する。
そんなことが求められているような気がします。
「企業価値」とは?
と聞かれて、自分なりの答えをちゃんと用意しておく必要が、
コンサルタントのみならず、経営者または財務担当役員等には、
あるように思います。
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