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2011年01月18日

リアルオプション価値

リアル・オプションとは、最も広い意味でいうと、

金融工学で使われるオプション価格付け理論を、

金融以外に応用したものです。

例えば、プロジェクトの実行可否判断を行なうとき、

単純にNPVやIRRだけでその可否を判断しようとした

際には、収益に大きなブレがある(リスクが大きい)

プロジェクトの場合、それらを過大もしくは過少に

評価する可能性がありえます。

なぜなら、NPVにしろIRRにしろ、算出する根拠となる

収支の予測値は1つだからです。

しかし、そのプロジェクトには、例えば、来年以降に大幅に

収益が増大する見込みが予測できるのであれば、

投資をそれまで待つという「待機オプション」や

収益の拡大予想に応じて追加投資を実行する「拡大オプション」

逆に、将来、収益が減少する予測が立つとすれば、その時は

投資を縮小する「縮小オプション」なども、NPVの試算に組み入れて

よいのでは?とことです。

つまり、通常NPVによる投資判断の場合、NPV>0でなければ

それは投資しては駄目だということになりますが、

このオプション価値を加えるとNPVがプラスになることもありうるわけです。

不動産開発事業においてもこのリアルオプションの手法が

有効なケースがあります。

このあたりの分野は学べば学ぶほど、奥が深く、面白いものです。


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