読書力
本を読む力。
これも先日取り上げた「プレゼン資料におけるデザイン力」
などと同様に、ビジネスマンにとって身につけておきたい能力の
1つだと思っています。
「プレゼン資料の見やすさ」と同様、これもまた後天的に訓練すれば
力が加速度的につく能力です。
(もちろん「本を読む」事が幼少の頃からしっかり身についている人は
社会人になってからも、この点については一歩リードできるわけですが)
本を読む、または早く沢山の量の本が読めるというのは、
あたりまえですが、生まれ持った資質ではなく、鍛える事によって
強化できる能力です。
読書論については、過去から様々な達人たちがその重要性や本質を
語っていらっしゃいますので、私ごときからお話できることはないのですが、
ことビジネス能力に対してどう貢献できるかという点について、少しだけまとめて
みたいとおもいます。
まず第一に、視野が広がるということ。
もちろん深さは、その分野の本をどれだけ読んだかという量に比例するのですが
ある程度、その分野を知るという目的であれば3~5冊程度でも、十分当該分野の
全体像はつかめるはずです。
営業マンにせよ、企画マンにせよ、経理マンにせよ、幅広い視野と見方が出来る
ということは、得することはあっても損することはありません。
第二にアウトプットの精度が上がるということ。
言葉で伝えるにせよ、文章で伝えるにせよ、そこで使う語彙や表現方法は
結局のところ自らがそれまでに見聞きしたレベル以上のものは
出せないわけです。
言葉1つとっても、表現方法1つとっても、自らが日常的に見聞きしている
量や内容によって、浮かぶ量や質は異なります。
インプットされる内容のいかんを問わず、読書はアウトプットの精度を上げる
という点においてかなり有効だと言えるでしょう。
3つ目としては、集中力。
本をしっかり読み込める人。長時間読み続ける事が出来る人は、おのずと
集中力を持って1つのことに取り組むことが癖付けされているはずです。
もちろん、これは仕事にも連動する話であり、読書はそれを訓練する場でも
あると言えるのです。
先日、ある会社の研修参加者50名程度のみなさんに
「月にどれくらい本を読んでいるか?(小説でもなんでも良い)」
という質問をした際に、
「毎月最低1冊以上は必ず読む」
と答えた人が10人にも満たなかった事には大変驚いたのですが、
意外に今はネットや携帯ゲーム、様々な情報媒体が増え過ぎていて、
普通に読書力を身につける環境が少なくなっているのかもしれません。
もしそうだとすれば、非常に残念な話ではあります。














