【050号】マンション価格上昇へ! 「底値」は過ぎた!?
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
平成22年3月24日(火)
┏┏┏┏
┏┏┏ 船井総研リアルエステートビジネスチーム発行
┏┏ 混迷する住宅・不動産業界を乗り越えるためのメールマガジン
┏
「船井総研の住宅・不動産ビジネス羅針版」050号
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
◎本メールマガジンは、
不動産ビジネスのコンサルティング集団である、船井総研REB Teamが
【不動産ビジネスの成功エッセンスを週刊配信】
しているメルマガです。
【REB Team公式サイト : http://www.f-reb.net/?0323】
REB Teamの公式サイトでは、
日々のコンサルティング現場の経験を基にした業績アップレポート
『コンサルティングレポート』
業界の大手企業や特徴的なビジネスモデルを実践している会社と
コンサルタントの対談『業界トップインタビュー』
⇒
などのコンテンツで建築・不動産業界に対して情報発信を行っています。
ご興味のある方はこちら ⇒ http://www.f-reb.net/?0323
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■
<INDEX>
1. 今週の提言
マンション価格上昇へ!「底値」は過ぎた!?
2.今週のイチオシ情報
【無料 先着30名様限定】第2回成長企業のためのIFRS戦略セミナー
~ハウスメーカー編~のご案内
3.リアルエステートビジネスチームからのお知らせ
■アクセスランキング『第5位』を獲得!!
当メルマガ発行チーム責任者 上席コンサルタント 吉崎 誠二 執筆
「ダイヤモンドオンラインコンテンツ」のご案内
4.今週のリアルエステートチームブログ
5.編集後記
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.今週の提言
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
■マンション価格上昇へ!「底値」は過ぎた!?
船井総合研究所REB Team 猪股 幹基
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
不動産業界全体が不況だといわれる中、果たして回復の兆しはまったく見え
てこないのか。今回のメルマガでは、一般消費者の消費傾向が直接見える、
分譲マンションの状況についてお伝えしたいと思います。
早速ですが、最近のマンション業界のニュースを幾つか確認してみます。
・都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の新築マンション価格、2年
ぶり上昇
・新規発売戸数、3カ月ぶりに増加
・契約率、2カ月連続70%超
・完成在庫物件、6,416戸まで減少
など。
リーマンショック以降、ネガティブなニュースが大半を占めていたことを考
えますと、随分と世の中の流れが変わってきていることを感じさせます。
不動産業界は日本のGDPを約500兆円としますと、その約10%を占め
る市場と言われていることから景気の主要な指標と言われており、業界問わ
ず注目を集めているのは周知の事実です。
政府もその大きな波及効果を期待し「住宅ローン控除枠の拡充」「住宅エコ
ポイント制度」等、住宅購入を後押しする施策を取ってきました。
では、本当に不動産市況は好転してきているのでしょうか?
まず首都圏の状況から申し上げますと、いくつかの「マンション市況の回復
期に見られる状況」が散見されることから回復期に差し掛かっていであろう
という状況が伺えます。
リーマンショック以降、閑古鳥が鳴いていたマンションギャラリーが最近非
常に混んでおります。完成しても売れずに残ってしまっている在庫物件がほ
とんどを占めていた昨年に比べますとこれは良い傾向であるといえます。
昨年で言うとブレークした買取再販物件、いわゆる「アウトレットマンショ
ン」の台頭がありました。
例えば、アウトレットマンション「グランドホライズン」です。
千葉県船橋市にあるショッピングモールIKEA付近に総戸数684戸の大
規模マンションとして建てられましたが昨年、売主が代わり、アウトレット
マンションという形で再販売されました。
最初の売主であるA社が販売していた時は1年間で100戸程の販売状況で
したが、売主がB社に代わり値段の改定が行われ、販売を再開したところ、
なんと4月~9月で514戸をスピード完売してしまいました。
今や伝説のアウトレットマンションと言えるでしょう。
しかし、アウトレットマンション需要は今やもう一巡した感があり過去の話
にすらなりつつあります。
冒頭に記載しました今年の景気指標としてマンション販売数の増加、契約率
の回復、在庫数の減少など客観的な数字の裏付けはあるのですが、視点を変
えてもう少し現場から見られる状況を挙げてみましょう。
1.新規発売のマンションギャラリーの来場者数が増えてきたということ
2.抽選に当たらないと買えないマンションが出てきたということ
3.昨年は全く聞かれなかった即日完売物件が出るようになってきたこと
例えば、プラウド池袋本町、ブランズ港南台、港北ニュータウンのセンター
ハウス、ブランシエラ浦和などが大盛況な物件として挙げられます。
プラウド池袋の来場数は土日で1日平均約300件の来場があるそうです。
通常は30件の来場があれば大盛況と言われますのでその10倍の来場数です。
通常現場では営業マン1人に対し1組接客が基本ですが、営業マンは30人
しかいないため、単純計算で1人10件接客となります。
実際のマンションギャラリー内は不景気なんてどこ吹く風という感じで、熱
気に溢れかえっていました。
また、プラウド池袋本町の総戸数は750戸で、第1期に200戸販売する
予定があまりの人気の為、追加で販売し350戸即日完売しました。
物件が抽選となる状況が昨年にはあまり見られませんでしたが、今年は倍率
が最高7倍、平均1.5倍となっております。
抽選物件自体が全くなかった昨年と比較すると、少しづつではありますが確
実に世の中の流れが変わってきていることを予感させます。
しかし、本当に「底」は付いたのでしょうか!?
上記の盛況な物件の共通点を挙げると
1.資本体力上問題のない大手が売主であること
2.物件所在地は駅近が多いこと
3.立地・物件スペックの割には価格が抑えられていること
などです。
これは企業体力のある大手が、単に低価格の物件を販売しているという結果
論ではなく、質の高い物件を手ごろな価格で着実に売るという戦略を構築し
ながら、同時に、立地や需要側面から見ても好条件にある首都圏に限定して
販売した結果と言えるのではないでしょうか。
そのため、この好結果は大手でしか得られないマンション業界の中では表面
的な結果であると考えられます。
本格的な「景気回復」という状況は、中堅以下の企業が「都心」ではなく
「郊外」において、分譲する新規発売マンションに上記のような活気が見ら
れるようになってきた時だと考えています。
ゴールデンウィークまでもうすぐです。
各デベロッパーが一部で例えられている「マグマのような潜在需要」をどれ
だけ動かすことができるのか。
各社の販売戦略が見ものです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2.今週のイチオシ情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【無料 先着30名様限定】第2回成長企業のためのIFRS戦略セミナー
~ハウスメーカー編~のご案内
前回1月14日(木)に開催され大好評のため、第2弾と題しまして、今回
は住宅・不動産関連企業向けのIFRSセミナーを開催することとなりました。
対象業界は『ハウスメーカー』『不動産デベロッパー』『住関連メーカー』の
3業種。対象業界を絞り、より実態に即した、現実感のあるIFRS導入につ
いてお伝えできればと考えております。
みなさまもよくご存知の国際会計基準(IFRS)の本邦会計基準への適用が
見通され、各方面でもIFRS導入に向けての動きが具体化され始めてきまし
た。そのような中、IFRS関連書籍あるいはセミナーでは、「対応・対策」
、「襲来」「迫り来る」、「乗り遅れないために」などネガティブな意見が占
めているように感じています。
そこで、我々、船井総研とエスネットワークスは、いま力のある企業、今後成
長していこうという企業様のため、IFRS適用は決して「負担」ではなく、
むしろ「企業成長の機会」として捉えていただこうと想い、このセミナーを開
催いたします。
【日時】2010年4月19日(月) 10:00~12:15
【会場】(株)船井総合研究所 東京本社(丸の内)
▼詳細とお申込はこちらから
⇒【無料 先着30名様限定】第2回成長企業のためのIFRS戦略セミナー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3.リアルエステートビジネスチームからのお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■上席コンサルタント吉崎執筆のダイヤモンドオンラインコンテンツ
~業界別半年先の景気を読む~新コンテンツ掲載のご案内
『超整理法』の野口悠紀雄氏やTVの報道番組や経済番組でも有名な上杉隆氏
などが執筆している『ダイヤモンドオンライン』にて、REB Team 責任者吉崎
誠二も『業界別 半年先の景気を読む』という連載の中で、住宅・不動産業界
についてレポートしております。
最新号の第9回掲載テーマは……
あなたのマンションの管理は大丈夫? 管理次第で資産価値は半減する!
~マンション管理業界のこれからを読む~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4.今週のリアルエステートビジネスチームブログ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■今週のリアルエステートチームブログ
3月 12日(金)「HOMES」今日東証一部上場
3月 13日(土)パワービルダー業績回復
3月 14日(日)スペシャリストとプロフェッショナルの違い
3月 15日(月)住宅販売時における外部環境、内部環境
3月 16日(火)自社の立ち居地を明確にさせる
3月 17日(水)CMBS 今そこにある危機
3月 18日(木)公示地価2年連続下落
★今週のリアルエステートチームブログ・人気記事ランキングを発表!!★
第1位 福屋工務店 業務停止へ
第2位 日本のCMBSのデフォルト率 53%?
第3位 クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドが日本参入
第4位 住宅資金の贈与税非課税枠、1500万円に拡大
第5位 野村不動産の非上場REIT
船井総研リアルエステートビジネスチームブログは毎日更新中!
日々のコンサルティングでの気づき、業界最新ニュースのみならず
不動産ビジネスに大きな影響力を持つ日本経済、マクロ経済動向まで、
幅広いテーマを経営コンサルタントの視点で鋭くクローズアップ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5.編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3月18日は国土交通省の公示地価発表の日でした。
今年の1月1日時点の全国約2万7,000の地点を調査し、まとめて発表
されます。
調査結果は、住宅地4.2%、商業地6.1%とともに全国平均で2年連続
下落でした。
この結果は2008年秋に発生したリーマン・ショックの影響により、住宅地、
商業地を問わず全国的に土地に対する評価が下がり続けていることを表します。
「今週の提言」では住宅のマンションに対しての明るい兆しもお伝えしましたが、
オフィス・商業部門は空室率の上昇などで企業体力自体の低下が続き、次の打ち
手に行動を移せない現状が見られそうです。
オフィス・商業部門は「景気の遅効指数」と言われますが、不動産市況が全般的
に改善してきたと言えるのはオフィス・商業部門における「空室率」や「賃料の
平米単価」などの収益に直接影響を与える数値が改善してきた時と言えるでしょう。
ブログにて久木田も言っている通り、人口減少、少子高齢化を迎え、構造的に不
動産価格が上昇しにくい環境にある日本ですが、今後はより知恵を絞って、不動
産に付加価値を加えていき、将来的なキャッシュフローを生める不動産に加工し
ていく姿勢が必要でしょう。
(編集 猪股 幹基 motoki.inomata@funaisoken.co.jp)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎ ご意見・ご感想をお待ちしています! ⇒ info@f-reb.net
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
発行責任者:
株式会社 船井総合研究所 リアルエステートビジネスチーム
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-6
日本生命丸の内ビル21階
TEL:03-6212-2930(直通)
FAX:03-6212-2943
E-mail: info@f-reb.net
公式サイト:http://www.f-reb.net/?0323
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□








